この記事の目次
騰の決意
次に騰が「私からも一言よろしいか?」と言い、奮闘した録嗚未、干央、隆国、そして李信に羌瘣を名指し、英呈平原と東沙平原での勝利はお前達の活躍のお陰だと礼を述べます。次に騰は、今回の新鄭の無血開城については、韓王と姫の決断によって成し遂げられたと言い、特に寧姫はその事で心に深い傷を負ってしまったと言います。そして、降伏した韓人にとって辛いのはこれからであり、自分は寧姫に寄り添い韓人の苦痛を少しでも和らげるために一旦武器を置くと宣言しました。
曲がった背骨
それに対し録嗚未は衝撃を受け「お前!騰、こんな時にふざけんな」と反発しますが、騰は「冗談ではなく本気だ」と取り合いません。その時、羌瘣が騰の背骨が曲がっている事を指摘しました。どうやら、寧姫を救助した時に背骨が大きく湾曲したようです。しかし、騰は「背骨は曲がってない」の一点張りで通します。
キングダム844話ネタバレ「新しい実」
そして騰は引退を決意した理由として、秦に新しい実がなりつつあると告げます。それは、李信や王賁や蒙恬の事で、騰は李信が英呈平原で李信が博王谷を討ち取った時に、李信が自分たちの想像を超えた成長を遂げたと確信したと言いました。
王騎は知っていた
騰は、李信がここまで成長する事をたったひとり最初から見抜いていた人物がいるといい、それは王騎将軍だったと言いました。王騎が形見として矛を李信に渡したのは、李信が可愛いからでもなんでもなく、やがて李信が成長し、天下の大将軍になる事をあの時点で知っていたからだったと回想します。
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