総務省が2022年に発表した社会生活基本調査(令和3年度調査)によれば、日本人の学習時間は1日平均13分でした。そして、社外学習や自己啓発をおこなっている日本人の割合は、読書、資格取得、eラーニング、大学院など、ほぼすべての項目でアジア・欧米の18カ国及び地域で最下位なのだそうです。社会人になると、勉強しなくなるのが日本人らしいですが、逆に言えば、1日13分以上勉強すれば日本人の平均以上に勉強している事にもなり、ライバルに差をつけ転職にも有利になりますよね?今回は「自分の時間」でサックリ実行できる基本的な勉強法を4つ紹介します。
この記事の目次
読書
お金もかからず特別な道具も必要ない勉強法が読書です。書籍を買うのはちょっとという人は、地域の図書館に足を運ぶ事もおススメ、図書館によってはオーディオブックやDVDなど本を読む習慣がない人向けのコンテンツが充実している場合もありますよ。
関連記事:世界で一番賢い国は日本!イギリスのクーポン購入サイトの調査で判明した事実
資格取得
資格取得もおススメです。ただし思い付きであれこれ資格を取得し、特にキャリアアップに結び付かない「資格貧乏」になるのは困りモノ。現在の仕事のキャリアアップに役立つように体系的に学ぶ事をお勧めします。参考書の類やスクールも山ほどありますが、お勧めは同じ資格を取得した成功者の体験談を聞く事です。成功者のやり方を模倣して自分流にアレンジする事で効率的な資格取得に役立つかも知れません。
語学学習
語学はいつの時代でも人気の学習です。英語が一番最初に思い浮かびますが、中国語やスペイン語も最近では人気です。習得方法はテキストやラジオ講座、スクール、youtube動画、アプリなど様々ですが、一番重要なのは継続する事、毎日少しずつ練習して投げ出さないで済むような語学を選択しましょう。時間や金銭に余裕があればネイティブが運営する語学スクールでクラスメイトと学ぶ事で、交友関係を広める事も出来ます。
e-ラーニング
e-ラーニングはスマホやタブレットを活用し、自分が受けたい時に好きな授業を好きな場所で受けられるサービスです。スマホやタブレットの進化は速く、現在ではゲーム感覚で学べ、学習者の意欲を引き出す楽しいサービスも多くあります。対面しないe-ラーニングは安価で始められるものも多いので、ネット検索してみるのもいいでしょう。
学ぶ事で人生にハリを
大人になると学生時代、あんなにつまらなかった授業がとても面白く感じ、もっと勉強しておけばよかったと後悔する社会人も多いようです。社会経験を積んである程度視野が広くなると、本当の意味で学ぶという喜びに遭遇するのかも知れませんね。単調になりがちな毎日に学びを取り入れる事で人生にハリを取り戻しましょう。
▼こちらもどうぞ
外国人が日本人の英語にイライラする理由は?意外な理由に目からうろこ