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プーチン大統領プリゴジン氏殺害を指示、投降ならワグネル戦闘員の[罪問わず]


テレビを視聴するkawauso編集長

 

ロシアの独立系メディア「バージニエ・イストーリー」は6月24日。プーチン大統領が民間軍事会社ワグネルの創設者プリゴジン氏の殺害を視野に反乱に対応するよう軍と治安機関に指示したと報道しました。当初はプリゴジン氏を名指ししなかったプーチン大統領ですが、もはや内乱は避けられないと考えたのでしょうか?

 

 

監修者

ishihara masamitsu(石原 昌光)kawauso編集長

kawauso 編集長(石原 昌光)

「はじめての三国志」にライターとして参画後、歴史に関する深い知識を活かし活動する編集者・ライター。現在は、日本史から世界史まで幅広いジャンルの記事を1万本以上手がける編集長に。故郷沖縄の歴史に関する勉強会を開催するなどして地域を盛り上げる活動にも精力的に取り組んでいる。FM局FMコザやFMうるまにてラジオパーソナリティを務める他、紙媒体やwebメディアでの掲載多数。大手ゲーム事業の企画立案・監修やセミナーの講師を務めるなど活躍中。

コンテンツ制作責任者

おとぼけ

おとぼけ(田畑 雄貴)

PC関連プロダクトデザイン企業のEC運営を担当。並行してインテリア・雑貨のECを立ち上げ後、2014年2月「GMOインターネット株式会社」を通じて事業売却。その後、「はじめての三国志」を創設。現在はコンテンツ制作責任者として「わかるたのしさ」を実感して頂けることを大切にコンテンツ制作を行っている。キーワード設計からコンテンツ編集までを取り仕切るディレクションを担当。


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ロシア南部に侵入したワグネル戦闘員については罪を問わない事を検討

君主論

 

バージニエ・イストーリーはプリゴジン氏と対立してきた軍参謀本部関係者からの話として、プーチン大統領はロシア南部ロストフ州に侵入し反乱を起こしたワグネル戦闘員について投降すれば罪に問わない事を検討しているとの事です。関係者によればプーチン大統領は大規模な戦闘を望んでおらず、政権がプリゴジン氏1人を排除する事で事態の鎮静化を目指していると示唆しました。

 

 

 

いまやプーチン大統領より人気?

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普通に考えればロシア正規軍を指揮できるプーチン大統領と民間軍事会社の創設者であるプリゴジン氏では勝負になりません。しかし、ロシア国内ではウクライナの最前線で勇敢に戦い、戦果を挙げているプリゴジン氏に対する人気が高くロシアの独立系メディアVerstkaによるとプリゴジン氏とロシア国防省の確執がエスカレートした5月はプーチン大統領よりも傭兵を率いるプリゴジン氏に関する検索のほうが多かったようです。

 

ロシアによる名誉ある戦死を危惧する声も

 

この傾向は最近になるほど顕著であり、プリゴジン氏の人気の出過ぎを危ぶみ、まもなくロシアの手で戦死させられるか、ウクライナ軍にプリゴジン氏の所在をリークして攻撃させて戦死させ、英雄に祭り上げてロシア兵の士気高揚に使われるのでは?との見方も出ていました。いずれにせよ、このままワグネルがロシア正規軍との戦いを継続させた結果、プーチン大統領の統治に不満を持つロシア軍部隊がワグネルに合流する可能性もあり、プリゴジン氏もそれを見越しているのかも知れません。

 

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台湾より南、フィリピンよりは北の南の島出身、「はじめての三国志」の創業メンバーで古すぎる株。もう、葉っぱがボロボロなので抜く事は困難。本当は三国志より幕末が好きというのは公然のヒミツ。三国志は正史から入ったので、実は演義を書く方がずっと神経を使う天邪鬼。

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