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河野太郎デジタル相[マイナカードの名前を変えた方がいい]に論点すり替えの声

2023年7月5日


国会議事堂

 

マイナンバーカードと健康保険証を一体化する作業で現場での入力ミスが7300件見つかり同姓同名など他人との情報とひも付けてしまうケース、さらに公金受け取り口座との情報紐づけにおいても別人の口座が登録されるケースが約13万件も見つかったマイナカード。その騒動の責任者である河野デジタル相が、NHKの番組で「マイナカードの名前が悪いので次の更新でマイナカードの名前をやめた方がいいのではないか?」と発言し非難が高まっています。

 

 

監修者

ishihara masamitsu(石原 昌光)kawauso編集長

kawauso 編集長(石原 昌光)

「はじめての三国志」にライターとして参画後、歴史に関する深い知識を活かし活動する編集者・ライター。現在は、日本史から世界史まで幅広いジャンルの記事を1万本以上手がける編集長に。故郷沖縄の歴史に関する勉強会を開催するなどして地域を盛り上げる活動にも精力的に取り組んでいる。FM局FMコザやFMうるまにてラジオパーソナリティを務める他、紙媒体やwebメディアでの掲載多数。大手ゲーム事業の企画立案・監修やセミナーの講師を務めるなど活躍中。

コンテンツ制作責任者

おとぼけ

おとぼけ(田畑 雄貴)

PC関連プロダクトデザイン企業のEC運営を担当。並行してインテリア・雑貨のECを立ち上げ後、2014年2月「GMOインターネット株式会社」を通じて事業売却。その後、「はじめての三国志」を創設。現在はコンテンツ制作責任者として「わかるたのしさ」を実感して頂けることを大切にコンテンツ制作を行っている。キーワード設計からコンテンツ編集までを取り仕切るディレクションを担当。


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7月2日の日曜討論で発言

曹操

 

問題発言があったのは、7月2日に河野大臣が出演したNHKの「日曜討論」です。番組の中で日本総合研究所の岩崎薫里上席主任研究員らがマイナカードの普及には国民の理解が不可欠と違憲したところ、河野大臣は「マイナンバー制度とマイナンバーカードが世の中で混乱している。次の更新でマイナンバーカードという名前をやめたほうがいいのではないか?」と発言したのです。

 

 

論点すり替え、そんな問題じゃない

テレビを視聴するkawauso編集長

 

突然の河野大臣の発言に出演者も驚いたそうですが、それよりもビックリしたのは視聴者です。今回の問題は、マイナンバーカードの名前ではなく個人情報もきちんと守られない状態で制度を開始した点です。しかも、マイナンバーカードの個人情報漏洩リスクについては、当初から全国の病院からリスクを背負えないと反対の声がありました。それを押し切って開始したのがマイナカードと健康保険証の紐付けだったのです。名前が悪いのではなく自公政権の職務怠慢でしょう。

 

 

2026年にデザイン変更するのを見越して

内容に納得がいかないkawauso様

 

サービス開始から問題続発で非難囂々のマイナンバーカードですが、岸田総理は2026年にさらに情報管理を厳しくした(大笑)新マイナンバーカードを更新という形で登場させるようです。河野デジタル大臣の名称変更も、この2026年を念頭に置いての発言と考えられます。しかし、何度も言うようですが、現在のマイナンバーカードの問題が解決しない内に、次のマイナンバーカードの話をされても、その他人事の態度に国民の怒りは高まるばかりでしょう。

 

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kawauso

台湾より南、フィリピンよりは北の南の島出身、「はじめての三国志」の創業メンバーで古すぎる株。もう、葉っぱがボロボロなので抜く事は困難。本当は三国志より幕末が好きというのは公然のヒミツ。三国志は正史から入ったので、実は演義を書く方がずっと神経を使う天邪鬼。

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