豪華客船に死体安置所がある[理由]


沈没するルシタニア号

 

豪華客船による世界一周クルーズ、もしお金があれば筆者もやってみたいです。いかにも安全で優雅に見える豪華客船の旅ですが、クルーズ船には死体安置所があるってご存知ですか?

 

 

監修者

ishihara masamitsu(石原 昌光)kawauso編集長

kawauso 編集長(石原 昌光)

「はじめての三国志」にライターとして参画後、歴史に関する深い知識を活かし活動する編集者・ライター。現在は、日本史から世界史まで幅広いジャンルの記事を1万本以上手がける編集長に。故郷沖縄の歴史に関する勉強会を開催するなどして地域を盛り上げる活動にも精力的に取り組んでいる。FM局FMコザやFMうるまにてラジオパーソナリティを務める他、紙媒体やwebメディアでの掲載多数。大手ゲーム事業の企画立案・監修やセミナーの講師を務めるなど活躍中。

コンテンツ制作責任者

おとぼけ

おとぼけ(田畑 雄貴)

PC関連プロダクトデザイン企業のEC運営を担当。並行してインテリア・雑貨のECを立ち上げ後、2014年2月「GMOインターネット株式会社」を通じて事業売却。その後、「はじめての三国志」を創設。戦略設計から実行までの知見を得るためにBtoBプラットフォーム会社、SEOコンサルティング会社にてWEBディレクターとして従事。現在はコンテンツ制作責任者として「わかるたのしさ」を実感して頂けることを大切にコンテンツ制作を行っている。キーワード設計からコンテンツ編集までを取り仕切るディレクションを担当。


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案外に危険が多いクルーズ船の旅

寿命で亡くなる豊臣秀吉

 

クルーズ船に死体安置所がある理由は、まず乗客に高齢者が多い点があります。社会的に成功して引退し、優雅に余生を送ろうと考えた高齢者がクルーズ船の旅を選択する事が多く、船内で持病が悪化したり、急な心臓発作などで亡くなってしまうリスクが高いのだそうです。

 

数千人が乗っているので喧嘩も多い

大隈重信、大久保利通と喧嘩する渋沢栄一

 

また、豪華クルーズ船には数千人の乗客が乗っている事もあります。いくら広いとはいえ、そこは船内なので、どこに行っても人がいる事になり長旅でストレスが溜まると些細な事でいざこざに発展し、最悪死人が出てしまうというわけです。世界のクルーズ船で統計を取ると、毎週、2~3人は豪華クルーズ船で亡くなっているそうで、これは短時間の飛行機に比較すると多い数と言えるでしょう。

 

遺体を安置できるのは1週間程度

 

クルーズ船の遺体安置所はロッカーのような場所で、クルーのみしか入れない下層エリアにあるそうで陸地につくまでの保管場所として使われます。ただクルーズ船の遺体安置能力は1週間程度なのだそうです。

 

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kawauso

台湾より南、フィリピンよりは北の南の島出身、「はじめての三国志」の創業メンバーで古すぎる株。もう、葉っぱがボロボロなので抜く事は困難。本当は三国志より幕末が好きというのは公然のヒミツ。三国志は正史から入ったので、実は演義を書く方がずっと神経を使う天邪鬼。

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