すでに忘れ去られた感のある旧統一協会による安倍自民党及び、日本の政治家に対する癒着問題。本来なら、当然宗教法人格を剥奪すべき統一協会を延命させ、今も多くの犠牲者を出している自公政権の態度には怒りしか湧きません。一方、日本で信者に多額の献金を強要して家庭を崩壊させてきた旧統一協会側ですが教団トップの韓鶴子総裁は全く懲りず、激しい日本批判を繰り広げていました。
6月末の教団内部の集会で日本批判
6月末の教団内部の集会で韓鶴子総裁は、「日本は第二次世界大戦の戦犯国で罪を犯した国だ。賠償をしないといけない」「日本の政治は滅ぶしかないだろう」「岸田を呼びつけて教育を受けさせなさい」等と発言していた事が関係者への取材や音声データで明らかになりました。教団は6月中旬までに、年間数百億にも上るとされる日本から韓国への送金を今後も取りやめると説明していましたが、トップは依然として日本からの献金を求めている事が浮き彫りになった形です。
東京裁判史観を洗脳道具とする旧統一協会
「日本は第二次世界大戦の戦犯国で罪を犯した」「賠償をしないといけない」というセリフは、なんだか聞き覚えあるなと感じた方も多いでしょう。そう、韓国で左派政権が成立した際に繰り返される日本政府に対する謝罪と賠償請求です。
実は、統一協会は戦後日本で流布し定着した日本は悪の帝国という東京裁判史観を教団の教義として巧みに取り込み、日本人が韓国にお金を送金するのは当然だと主張して信者を洗脳し多い時には1年間に1000億円もの献金を韓国に送金させていたのです。日韓での戦後賠償は日韓基本条約で清算済みですが、この事を知らない日本人は多くいます。そのような真面目で優しい人ほど、統一協会のマインドコントロールにかかりやすく洗脳されやすいのでしょう。
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