アメリカ政府は、7月25日、ロシアによるミサイル攻撃が相次いでいる状況を踏まえ、ウクライナに対し地対空ミサイルシステムの追加ミサイルなど最大4億ドルの追加の軍事支援を発表しました。
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ウクライナの防空戦力を強化
アメリカ国防省は7月25日、追加の軍事支援を発表。その内容は地対空ミサイル「パトリオット」防空ミサイル「ナサムス」の追加ミサイル。射程が長く緻密な攻撃が可能な高機動ロケット砲「ハイマース」など、主にミサイル関係の支援を4億ドル追加します。これは日本円で564億円に相当します。
ロシアのオデーサ攻撃を睨んで
アメリカが対空戦力の支援に乗り出したのは、ロシアの無人機がウクライナ南部オデーサやウクライナ港湾への攻撃を繰り返していてウクライナの対空戦力が十分ではない点を考慮しての事です。ブリケン国務長官は声明でロシアのオデーサ爆撃やウクライナ港湾や穀物倉庫への攻撃を非難し、アメリカと、その同盟国や友好国はウクライナが必要とする限り寄り添うと強調しました。
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