日本の戦国時代には、大名の影武者が存在したとされています。武田信玄の弟、武田信廉は兄と瓜二つの容姿で、信玄の死後に影武者として活動し、各国の使者を欺いたと言われています。しかし、影武者は写真や動画が存在しない時代の話と思いきや、実は現代においても影武者は存在するようです。ロシアのプーチン大統領もその疑惑の対象となっています。
時計を右手にはめ、左手をちらちらと見る奇妙な行動
ウクライナ内務省のアントン・ゲラシェンコ氏は、2023年8月22日、プーチン大統領がロシアの戦略的開発評議会に出席した際、右手に時計をはめながら、しきりに左手を見ているという様子を報告しました。通常、プーチン大統領は右手に時計を身に着けており、時刻を確認する際には無意識に右手を見るはずですが、この日のプーチン大統領は左手ばかりを凝視していたとされます。これにより、彼が影武者ではないかという疑惑が提起されました。
動画で確認された左手への視線
実際に動画を確認すると、プーチン大統領が明らかに何もない左手を見ようとしている様子が観察できます。また動画のプーチン氏は元気がなく、眠そうな印象を受けると同時に、本物とは異なるような態度がみられるように感じます。
真相は分からず…
プーチン大統領に関しては、以前から認知症の噂や、身長や目の色、態度などが本物と異なるという複数の影武者説が広まっていました。しかし、通常影武者といえば、本人と酷似させるために努力されるもので、性格や身長が違うといった違いは疑念を招くものです。ただし、ロシア当局は影武者の存在を否定しており、真相は未だに闇の中に埋もれています。
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