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プーチン大統領支離滅裂![ロシア軍は志願兵で一杯の虚勢]

2023年9月15日


世界史02 プーチン風大統領

 

 

最近、ロシア軍はウクライナからの攻勢に対する防戦が続いており、プーチン氏にとって好ましいニュースが少ない時期となっています。9月12日には、ウラジオストクで行われた経済フォーラムに参加し、ウクライナへの西側諸国の武器供与について議論しましたが、戦局に大きな変化は見られず、その結果も変わらないと強気のコメントを残しました。

 

監修者

ishihara masamitsu(石原 昌光)kawauso編集長

kawauso 編集長(石原 昌光)

「はじめての三国志」にライターとして参画後、歴史に関する深い知識を活かし活動する編集者・ライター。現在は、日本史から世界史まで幅広いジャンルの記事を1万本以上手がける編集長に。故郷沖縄の歴史に関する勉強会を開催するなどして地域を盛り上げる活動にも精力的に取り組んでいる。FM局FMコザやFMうるまにてラジオパーソナリティを務める他、紙媒体やwebメディアでの掲載多数。大手ゲーム事業の企画立案・監修やセミナーの講師を務めるなど活躍中。

コンテンツ制作責任者

おとぼけ

おとぼけ(田畑 雄貴)

PC関連プロダクトデザイン企業のEC運営を担当。並行してインテリア・雑貨のECを立ち上げ後、2014年2月「GMOインターネット株式会社」を通じて事業売却。その後、「はじめての三国志」を創設。現在はコンテンツ制作責任者として「わかるたのしさ」を実感して頂けることを大切にコンテンツ制作を行っている。キーワード設計からコンテンツ編集までを取り仕切るディレクションを担当。


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 反攻作戦の失敗とロシアの頑強な姿勢

 

経済フォーラムで、プーチン大統領はウクライナ軍が大きな損失を被り、反攻作戦が失敗に終わったと述べました。また、ウクライナが和平交渉を開始する可能性について「資源がほぼ枯渇し、戦闘能力を回復させるために交渉を始める可能性があるのではないか」との見方を示しました。一方で、ロシア軍が停戦する可能性については「ロシアはウクライナの反攻作戦に対抗し、停戦の余地はない」と否定しました。この発言は、ロシアがウクライナの反攻作戦を失敗と評価しつつ、停戦の可能性がないと主張している矛盾を抱えているようにも思えます。

 

 ロシアには毎日1,000から1,500人の志願兵が加わる

世界史05b ロシアの国旗b

 

さらに、ロシアが新たな兵力を動員する必要性について問われた際、プーチン大統領は「毎日1,000~1,500人のロシア市民が自発的に入隊契約を結んでいる」とし延べ人数で27万人が志願した等とロシア軍の高い士気を強調しました。しかし、既にロシア兵の給与はロシア国民の平均月収の2.7倍に引き上げられており、徴兵対象の年齢も30歳に引き上げられているなど、プーチン大統領の自信に反するデータも存在します。

 

 

 ウクライナの冬に期待する戦略

世界史04b ウクライナの国旗b

 

プーチン大統領は、ウクライナの冬が到来することを期待している可能性も考えられます。冬になれば、地上での軍事行動が難しくなり、ウクライナ軍の攻勢も緩和され、戦線は来年の春まで停滞することが予想されます。その間、ロシアは防衛陣地を増強し、破壊された防衛ラインを修復・強化する機会を得るかもしれません。

 

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台湾より南、フィリピンよりは北の南の島出身、「はじめての三国志」の創業メンバーで古すぎる株。もう、葉っぱがボロボロなので抜く事は困難。本当は三国志より幕末が好きというのは公然のヒミツ。三国志は正史から入ったので、実は演義を書く方がずっと神経を使う天邪鬼。

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