旅行やイベントごとでお馴染みなお弁当、特に列車で旅をすると見慣れないお弁当に興味をそそられますね。そんなお弁当で和風弁当、特にお寿司に入っている定番として緑色のギザギザがありますが、あれは何と言うかご存知ですか?
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弁当のアレは人造バラン
和風弁当に入っている緑色のギザギザは人造バランと言います。役割は見た目を飾る視覚的効果と、バランを仕切りにして食材同士の味が混ざらないようにする実用的な効果があります。
どうして人造バランなのか?
ここで疑問が湧いてきますね。どうしてあの緑のギザギザは「バラン」というのか?そして、なんで「人造」なのか?実はバランとは、馬蘭という植物の葉の事で「ハラン」と読みます。ハランは大ぶりの葉で見栄えがするので、和食では料理の飾りにハランの葉を細工したものを使用していました。しかし、本物の馬蘭は高いので、現在は高級料亭で使われるのみで、安いお弁当には、プラスチックシートで作成した人造バランが入っているのです。
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