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国会が答弁中のスマホ解禁へ加速か?[メリット・デメリット]はあるのか?

2023年12月6日


日本の首相・岸田文雄風

 

 

11月27日、河野太郎デジタル大臣がスマホを使って答弁しようとして委員長に注意されたことを受け、小泉進次郎元環境相ら与野党5党の国会議員有志が、国会のデジタル改革を議論する委員会の設置を申し入れると発表しました。国会答弁中にスマホが解禁される事でどんなメリットやデメリットがあるのでしょうか?

 

 

監修者

ishihara masamitsu(石原 昌光)kawauso編集長

kawauso 編集長(石原 昌光)

「はじめての三国志」にライターとして参画後、歴史に関する深い知識を活かし活動する編集者・ライター。現在は、日本史から世界史まで幅広いジャンルの記事を1万本以上手がける編集長に。故郷沖縄の歴史に関する勉強会を開催するなどして地域を盛り上げる活動にも精力的に取り組んでいる。FM局FMコザやFMうるまにてラジオパーソナリティを務める他、紙媒体やwebメディアでの掲載多数。大手ゲーム事業の企画立案・監修やセミナーの講師を務めるなど活躍中。

コンテンツ制作責任者

おとぼけ

おとぼけ(田畑 雄貴)

PC関連プロダクトデザイン企業のEC運営を担当。並行してインテリア・雑貨のECを立ち上げ後、2014年2月「GMOインターネット株式会社」を通じて事業売却。その後、「はじめての三国志」を創設。現在はコンテンツ制作責任者として「わかるたのしさ」を実感して頂けることを大切にコンテンツ制作を行っている。キーワード設計からコンテンツ編集までを取り仕切るディレクションを担当。


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概要

国会議事堂

 

スマホ問題の切っ掛けは、27日の参院予算委員会で、河野大臣がスマホを使って調べながら答弁しようとして委員長に注意された事でした。しかしこの対応が報じられると、ノートパソコンやタブレットは持ち込めるのに、スマホだけ禁止とは時代錯誤だとして議員の中にルールに違和感を指摘する声もあがったのです。

 

 

SNSの声

朝まで三国志201 観客2 モブでブーイング

 

一方でSNSでは、スマホを解禁するとサボる議員が続出するのではという意見が多く出ました。中には委員会中の検索履歴は全てチェックしろというような極端なモノまであり、いかに我が国の有権者が政治家を信じていないかが明るみになった形です。夢がない話をすればスマホを解禁した場合、これまでもいた居眠りやおしゃべり議員に加え、スマホに熱中するスマホ中毒議員が一定数出るだけではないでしょうか?

 

 

元々委員会は形式的なもの

日本の首相・岸田文雄風

 

国会の予算委員会は、元々、与野党が事前に質疑応答を確認し合い完全なお膳立ての上で進められる形式的なものです。飛び入りの質問なんか出来ませんし、担当大臣が答えられない質問は官僚がやってきて、なんやかんや入れ知恵をつけて乗り切る形に昔からなっています。そして質問者と回答者以外は、そこに座っているだけであり、寝ているか、おしゃべりしているかでした。これにスマホが解禁されれば寝ている議員がスマホを見たり、おしゃべりに興じている議員が動画に興じたりという事はあるかも知れませんが、全体の進行には大きな影響はないでしょう。それなら迅速に委員会を進められるスマホの導入は悪い事ではないと思います。

 

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台湾より南、フィリピンよりは北の南の島出身、「はじめての三国志」の創業メンバーで古すぎる株。もう、葉っぱがボロボロなので抜く事は困難。本当は三国志より幕末が好きというのは公然のヒミツ。三国志は正史から入ったので、実は演義を書く方がずっと神経を使う天邪鬼。

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