アメリカのシンクタンク戦争研究所が5月26日に提出した報告書で、ロシアがウクライナ国境に接するベルゴロド州西部に部隊を集結させ新たな侵攻作戦を準備している可能性があると発表しました。ただし部隊規模は不明であり、陽動作戦によってウクライナ軍を分散させる狙いもあるのではないかと指摘しています。
人工衛星がロシア軍の活発化を確認
ベルゴロド州西部の人工衛星の画像によれば、この数週間、ロシア軍の動きが活発化している事が分るそうで、ロシア軍がウクライナ東部ハリコフ州北西部及び隣接するスムイ州方面に新たに攻撃を仕掛ける可能性を示唆しています。
ロシアは大兵力を有効に使っている
ロシアが新たな戦端を開こうとしているのか?それとも陽動のために軍を集結させているか、現時点では定かではありません。あるいは陽動に見せかけてウクライナ軍の反応が鈍そうなら本当にハリコフ州北西部に攻め込んでくるかも知れません。ウクライナは少ない兵力を国境地帯に割かねばならず、大兵力のロシア相手に苦戦は必至です。
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