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岸田総理、スイス大統領と会談。ウクライナ復興で[方針一致]

2024年8月9日


日本の首相・岸田文雄風

 

岸田文雄首相は8月7日、スイスのアムヘルト大統領と首相官邸で会談。ロシアの侵略に苦しむウクライナで、ロシア軍が敷設した地雷除去など戦後復旧と復興に協力して取り組むことで意見が一致しました。

 

 

監修者

ishihara masamitsu(石原 昌光)kawauso編集長

kawauso 編集長(石原 昌光)

「はじめての三国志」にライターとして参画後、歴史に関する深い知識を活かし活動する編集者・ライター。現在は、日本史から世界史まで幅広いジャンルの記事を1万本以上手がける編集長に。故郷沖縄の歴史に関する勉強会を開催するなどして地域を盛り上げる活動にも精力的に取り組んでいる。FM局FMコザやFMうるまにてラジオパーソナリティを務める他、紙媒体やwebメディアでの掲載多数。大手ゲーム事業の企画立案・監修やセミナーの講師を務めるなど活躍中。

コンテンツ制作責任者

おとぼけ

おとぼけ(田畑 雄貴)

PC関連プロダクトデザイン企業のEC運営を担当。並行してインテリア・雑貨のECを立ち上げ後、2014年2月「GMOインターネット株式会社」を通じて事業売却。その後、「はじめての三国志」を創設。現在はコンテンツ制作責任者として「わかるたのしさ」を実感して頂けることを大切にコンテンツ制作を行っている。キーワード設計からコンテンツ編集までを取り仕切るディレクションを担当。


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法の支配に基づく自由で開かれた秩序の維持と強化

国会議事堂

 

岸田首相は会談後、法の支配に基づいた自由で開かれた国際秩序の維持と強化に向けて連携したいと表明、スイスのアムヘルト大統領は、価値を共有する日本との協力を強化していくと応じました。

 

 

ウクライナを苦しめる地雷

世界史02 爆発が起きる都市 モブ

 

ウクライナでは、ロシアが一時占領した東部や南部を中心に国土の4分の1にあたる15万平方キロが地雷や不発弾の危険がある汚染地域になっており、国連の報告では北東部ハルキウやミコライウなどの地域において、2022年秋から2023年末までに地雷や不発弾の爆発で民間人131人が死亡し353人が負傷したとしています。また、地雷が埋められてから歳月が経過した為、地雷の上には樹木が生い茂り地雷除去をより困難にしています。ウクライナでは、地雷除去の予算もスタッフもノウハウも不足していて、日本に支援を求めている状態でした。

 

 

日本の重機型除去機がウクライナを救う

東京スカイツリー、kawausoさん

 

日本では、すでに地雷の爆発に耐え安全に樹木を除去する重機型除去機が発明されています。防弾ガラスにより運転手は、地雷が爆発しても安全に樹木を切り倒す事が可能です。この重機型除去機は、国際協力機構を通じ地雷探知機と共にウクライナに提供されていますが、今回の岸田総理の声明は、ウクライナの復興を妨げる地雷の除去を一層迅速に進める切っ掛けになるでしょう。

 

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台湾より南、フィリピンよりは北の南の島出身、「はじめての三国志」の創業メンバーで古すぎる株。もう、葉っぱがボロボロなので抜く事は困難。本当は三国志より幕末が好きというのは公然のヒミツ。三国志は正史から入ったので、実は演義を書く方がずっと神経を使う天邪鬼。

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