国連の安全保障理事会は8月28日、ウクライナ情勢についての緊急会合を開催しました。その中でウクライナのキスリツァ国連大使はロシア領内へのドローンやミサイルを使用した攻撃について「わが国の権利だ」と主張し各国に認めるよう求めました。ウクライナの主張に対し、ロシアは反発しています。
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ロシア領内攻撃は戦争終結の近道
安全保障理事会において、ウクライナ代表キスリツァ大使は「ウクライナは2年以上にわたり人類史上最大の空爆テロに耐えてきた」とし、ウクライナ軍によるロシア西部クルスク州への越境攻撃について、戦争を早期に終結させるために必要なウクライナの権利だと主張。今後も越境攻撃を継続する姿勢を示し、各国に理解を求めました。
ロシア代表は反発
ウクライナの主張に対し、ロシア側代表は、ウクライナがクルスク州への越境攻撃に欧米が供与した武器を使用していると指摘、ウクライナは和平ではなく事態のさらなる悪化を選んだと非難しています。
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