「クリスマス・イブ」は「クリスマスの前夜」と思われがちですが、実は「イブ(Eve)」は「evening(夕方)」を意味します。キリスト教の暦では1日が日没から始まるため、12月24日の夜は「クリスマス当日」に含まれるのです!つまり、イブは単なる前日ではなく、すでにお祝いが始まっている時間なんですね。
なぜクリスマスは24日の夜から?
キリスト誕生の記念日は12月25日ですが、ユダヤ教の影響を受けた古代の考え方では「日没」を1日の区切りとしました。そのため、クリスマスは24日の日没から25日の日没までとされ、イブはクリスマスの始まりを告げる大切な時間とされています。
キャンドルの灯りとサンタクロースの魔法
クリスマス・イブにはキャンドルやイルミネーションで夜を彩る習慣があります。これは闇を照らす光がキリストの誕生を象徴するから。また、サンタクロースが24日の夜にプレゼントを届けるのも、「夜の魔法」の始まりを祝う特別な時間とされています。
世界各地のイブの過ごし方
日本では恋人と過ごすイメージが強いですが、海外では家族団らんの時間が定番。例えば、スウェーデンでは「ユール」というお祭りがあり、温かい食事とともにキャンドルを灯して祝います。
まとめ
「クリスマス・イブ」の夜は、もうクリスマスの一部!今夜はキャンドルやイルミネーションを楽しみながら、大切な人と素敵な時間を過ごしてみてはいかがでしょう?
▼こちらもどうぞ
[12月17日は太陽の石が発掘された日]失われた文明の謎を解く!