広告

[11月12日は洋服記念日]明治政府が打ち出した「脱・着物」宣言

2024年11月12日


幕末_衣替えする民間人 文明開化

 

11月12日は「洋服記念日」。これは1872年(明治5年)に明治政府が、官吏の礼服を和服から洋服に統一する布告を出した日です。つまり、日本人が“国の正式な装い”として初めてスーツを受け入れた日なのです!

 

 

監修者

ishihara masamitsu(石原 昌光)kawauso編集長

kawauso 編集長(石原 昌光)

「はじめての三国志」にライターとして参画後、歴史に関する深い知識を活かし活動する編集者・ライター。現在は、日本史から世界史まで幅広いジャンルの記事を1万本以上手がける編集長に。故郷沖縄の歴史に関する勉強会を開催するなどして地域を盛り上げる活動にも精力的に取り組んでいる。FM局FMコザやFMうるまにてラジオパーソナリティを務める他、紙媒体やwebメディアでの掲載多数。大手ゲーム事業の企画立案・監修やセミナーの講師を務めるなど活躍中。

コンテンツ制作責任者

おとぼけ

おとぼけ(田畑 雄貴)

PC関連プロダクトデザイン企業のEC運営を担当。並行してインテリア・雑貨のECを立ち上げ後、2014年2月「GMOインターネット株式会社」を通じて事業売却。その後、「はじめての三国志」を創設。現在はコンテンツ制作責任者として「わかるたのしさ」を実感して頂けることを大切にコンテンツ制作を行っている。キーワード設計からコンテンツ編集までを取り仕切るディレクションを担当。


【誤植・誤字脱字の報告】 バナー 誤字脱字 報告 330 x 100



【レポート・論文で引用する場合の留意事項】 はじめての三国志レポート引用について



ネクタイ一つで文明開化?

 

当時の日本は、西洋列強に肩を並べようと、見た目からも「近代化」を演出する必要がありました。ネクタイや詰襟、靴までもが文明の象徴に。実際に、明治天皇も西洋風軍服を着用し、国民の手本となったのです。

 

 

 

洋服=おしゃれ の始まり

 

この布告をきっかけに、徐々に洋装は一般庶民にも広がり、特に大正時代には女性たちの間で「モガ(モダンガール)」ファッションが流行。洋服はただの実用服から、自己表現の道具へと進化していきました。

 

 

 

まとめ:今着ている服、実は文明の証!?

 

洋服は単なるファッションではなく、近代国家としての日本の決意を象徴する文化でもあります。あなたのクローゼットにも、そんな歴史が詰まっているかもしれませんよ?

 

 

  • この記事を書いた人
  • 最新記事

-外部配信