広告

日本は世界で何番目に強い?世界最強の国ランキング


国会議事堂

 

世界最強は誰しも一度は憧れる言葉ですね。さらに個人を超えて国としてどの国が最強か?となるとやはり気になるモノ。同じ事を考えている人は世界中に多いようで、昨年の大晦日、アメリカUSニューズ&ワールズ・レポートが2022年世界最強の国ランキングを発表していました。最強の国というとあの国やあの国が思い浮かびますが、日本は第何位なんでしょうか?

 

監修者

ishihara masamitsu(石原 昌光)kawauso編集長

kawauso 編集長(石原 昌光)

「はじめての三国志」にライターとして参画後、歴史に関する深い知識を活かし活動する編集者・ライター。現在は、日本史から世界史まで幅広いジャンルの記事を1万本以上手がける編集長に。故郷沖縄の歴史に関する勉強会を開催するなどして地域を盛り上げる活動にも精力的に取り組んでいる。FM局FMコザやFMうるまにてラジオパーソナリティを務める他、紙媒体やwebメディアでの掲載多数。大手ゲーム事業の企画立案・監修やセミナーの講師を務めるなど活躍中。

コンテンツ制作責任者

おとぼけ

おとぼけ(田畑 雄貴)

PC関連プロダクトデザイン企業のEC運営を担当。並行してインテリア・雑貨のECを立ち上げ後、2014年2月「GMOインターネット株式会社」を通じて事業売却。その後、「はじめての三国志」を創設。現在はコンテンツ制作責任者として「わかるたのしさ」を実感して頂けることを大切にコンテンツ制作を行っている。キーワード設計からコンテンツ編集までを取り仕切るディレクションを担当。


【誤植・誤字脱字の報告】 バナー 誤字脱字 報告 330 x 100



【レポート・論文で引用する場合の留意事項】 はじめての三国志レポート引用について



世界最強国はアメリカ

アメリカのギャング、アルカポネ

 

USNWRが1位認定したのは、やはりアメリカでした。評価は「世界で最も支配的な経済および軍事強国」というもので文化的にも音楽、映画、テレビで表現される大衆文化のかなり大きな部分を主導し全世界に影響力を拡大しているとしました。

 

暴動(明治時代)モブ 兵士

 

 

マイナスポイントとしては、「世界最強の国であるにもかかわらず、依然として人種的緊張、所得不平等、ますます二極化する有権者など国内問題にも直面しているとも評価しました。2位は中国、3位はウクライナ侵略の真っ最中のロシアで皮肉な事に世界を振り回す迷惑国家がベスト3を占めています。

 

日本はまさかの…

編集長日記07 おとぼけさん

 

ところで日本は何位なのでしょうか?ランキングは4位をドイツ、5位をイギリスとした後で6位を韓国とし7位がフランスで8位でようやく日本が登場します。日本は昨年6位でしたが韓国と席を変えて2ランク下落した事が分かりました。韓国が上昇した要因は、国民総貯蓄が世界一である事や着実な経済成長で貧困が減少したこと、外国人投資家の保有比率が高い事を評価しての事です。

 

 

ウクライナが14位にランクイン

紅茶一揆(イギリスの紅茶文化と戦車)

 

今回の調査で注目を集めたのがロシアと交戦中のウクライナで前年の33位から14位に大きく上昇しました。理由はロシアとの戦いにより、EUやNATOだけではなくアメリカを含む国家から莫大な政治的軍事的支援を受けているとします。

毛沢東(もうたくとう)

 

この支援の大きさの背景には、ウクライナがロシアに敗れた場合、ロシアがさらなる侵略を開始する可能性が高く、同じく覇権国である中国も台湾に対し軍事進攻をするとも見られていて、ウクライナ戦争は局地戦ではなく自由主義陣営と独裁主義陣営の激突の縮図になっているからです。

日本史01 煙を吐く工場

 

しかし、これらの援助が役に立つのはロシアが撤退してウクライナが戦後復興にかかれるかどうかにかかっていて、破壊されたインフラや人的資源の回復には数十年の時間が必要とも書かれています。

 

関連記事:毛沢東(もうたくとう)とはどんな人?中国の赤い星の生涯

 

 

あくまでも目安

オンライン授業の講師を務めるkawauso編集長

 

この世界最強国ランキングはUSNWRが世界85カ国の17000人を対象にして政治、経済、軍事力を含めた国家影響力を加算したものですが、もちろん、どのデータを重視するかで順位は大きく変わります。そのため、あくまで目安という事なので悪しからずご了承下さい。

 

▼こちらもどうぞ!

日本が戦後の焼野原から 一気に経済大国にのし上がった隠れた理由は?前編

 

 

  • この記事を書いた人
  • 最新記事
kawauso

kawauso

台湾より南、フィリピンよりは北の南の島出身、「はじめての三国志」の創業メンバーで古すぎる株。もう、葉っぱがボロボロなので抜く事は困難。本当は三国志より幕末が好きというのは公然のヒミツ。三国志は正史から入ったので、実は演義を書く方がずっと神経を使う天邪鬼。

-外部配信