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どうする家康 初回から不安?「あの乗馬シーンはないわ」で脱落者続出


 

どうする家康 正面ver

 

 

2023年NHK大河ドラマ「どうする家康」が1月8日からスタートしました。初回は15分拡大で、視聴率15.4%と近年の大河ではまずまずの好スタートです。松本潤さんの喜怒哀楽をハッキリ表に出す初々しい家康好演に評価も集まったのですが、逆に余りにも速い展開やCGの多用に大河ファンの辛口洗礼も受けています。

 

 

監修者

ishihara masamitsu(石原 昌光)kawauso編集長

kawauso 編集長(石原 昌光)

「はじめての三国志」にライターとして参画後、歴史に関する深い知識を活かし活動する編集者・ライター。現在は、日本史から世界史まで幅広いジャンルの記事を1万本以上手がける編集長に。故郷沖縄の歴史に関する勉強会を開催するなどして地域を盛り上げる活動にも精力的に取り組んでいる。FM局FMコザやFMうるまにてラジオパーソナリティを務める他、紙媒体やwebメディアでの掲載多数。大手ゲーム事業の企画立案・監修やセミナーの講師を務めるなど活躍中。

コンテンツ制作責任者

おとぼけ

おとぼけ(田畑 雄貴)

PC関連プロダクトデザイン企業のEC運営を担当。並行してインテリア・雑貨のECを立ち上げ後、2014年2月「GMOインターネット株式会社」を通じて事業売却。その後、「はじめての三国志」を創設。現在はコンテンツ制作責任者として「わかるたのしさ」を実感して頂けることを大切にコンテンツ制作を行っている。キーワード設計からコンテンツ編集までを取り仕切るディレクションを担当。


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CGの乗馬シーンは興覚め

武田騎馬軍団 馬場信春

 

特に批判が大きかったのは、大量の馬が戦場に駆け付けるシーンでした。今回はロケではなくCG合成で大量の馬を画面に出したのですが、馬の動きが一定だったり、しかも同じような角度の代わり映えしない画が続いた事で視聴者には、呆れたとする声も出ました。中には「松潤が乗馬できないからCG にしたんじゃないの?」と憶測まで飛び出す始末。

 

テレビを視聴するkawauso編集長

 

 

奇しくも昨年の大河「鎌倉殿の13人」の初回冒頭は女装した源頼朝を後ろに乗せ、北条義時が馬を走らせ、林の中を疾駆するスピード感が溢れるシーンが好評でした。あれはCGではなく、ロケでしたがカメラワークが素晴らしく今回は期待できるぞと思ったものでしたが…「どうする家康」ではその乗馬シーンが不評という事で一抹の不安を感じますね。

 

 

 

今後も多用されるCG「どうなる家康?」

テレビを視聴するkawauso編集長 ver.2

 

今回の大河でもCG映像は多用される事が分っていますが、今後もあからさまにCGという場面が続くと、よほど精巧に作り込まない限り、安っぽいや、ゲームみたいというネガティブ評価が続くかも知れません。それはそれとして、登場人物の迫真の演技で相殺するという手法もあるかも知れませんが…

 

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信長の「竹千代、俺の白兎ィ…」にネット沸騰

徳川家康は織田信長に脅されて息子の松平信康に切腹を命じる

 

 

一方、ラストの岡田准一演じる織田信長の「待ってろよ、竹千代、俺の白兎ィ…」には、違う意味でネットが一部で沸騰しました。家康は幼少期に人質として織田家にいた時、信長に「食ってやろうか?」と言われた事がトラウマで、桶狭間で今川義元が討たれたと聞くと顔面蒼白で「信長が来る」と震える始末。そこに被せてのねっとりした信長のセリフに、まるで成人女性向けゲームの主人公みたいと話題になりました。今後も、この展開になるかどうかは不明ですが、加虐的な美少年に振り回される気弱な主人公という図式なら、一種の「萌え大河」になる可能性もありますね。

 

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kawauso

台湾より南、フィリピンよりは北の南の島出身、「はじめての三国志」の創業メンバーで古すぎる株。もう、葉っぱがボロボロなので抜く事は困難。本当は三国志より幕末が好きというのは公然のヒミツ。三国志は正史から入ったので、実は演義を書く方がずっと神経を使う天邪鬼。

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