ゲームにおける三國志ブームの立役者と言えば、
三國志シリーズを生み出したコーエーテクモゲームス(以下KT)
の名前を挙げないわけにはいきません。
そのKTが、従来の三國志シリーズとは別に、
軍師の活躍を中心に戦略・戦術性と戦闘に特化した、
三國志版の大戦略的シミュレーションゲームとして
2002年にPS2用にリリースしたのが、この三國志戦記です。
三國志戦記とはどんなアプリゲーム?
そしてその三國志戦記が、スマホゲームとして、
2013年にiPhone、2014年にAndroidで、一部新要素を加えて移植リリースされました。
ゲームはまず3つの将軍編に分かれています。
お馴染みの劉備・曹操・孫策それぞれにストーリーがあり、各ストーリーごとに戦いが展開されます。
勿論、そのストーリーは、戦い方次第によっては、
従来の三國志を超えた展開を見せることも可能で、プレイヤーの腕の見せ所でもあります。
三國志戦記の特徴
戦闘は、いわゆるステージ制を採用しており、シナリオごとに作戦が立てられていますので、
その作戦内容に従って戦闘は展開されます。
戦闘時は、通常の攻撃の他に、
プレイヤーが自軍の武将や軍師に繰り出させる「戦法」が、勝敗を分ける大きな要素となっています。
戦法は、味方のみならず敵も強制的に動かすことが出来るのですが、
戦法を使って、味方と敵の動きを合わせると、「連鎖」と呼ばれる戦法の連続技が発動し、
敵に大きなダメージを与えることが可能になるのです。
ただこのゲームでは、「戦意」と呼ばれる基準で自軍や敵軍の武将の動く順番が決まっており、
その順番を自分で考えた上で戦法を繰り出す必要があるため、
その点はパズルゲーム的要素があると言えるかもしれません。
三國志戦記のシステム
尚、その動きを戦意ではなく、自分でコントロール出来る、行動順自由性と呼ばれる、
イージーモード的な要素も、スマホ版では組み込まれています。
自軍の部隊を全部動かしてから、敵軍のターンとなると言ったルールです。
ただ、これについては常に切り替えが出来るので、その点も嬉しい仕様と言えます。
更に、軍師は「連環」と呼ばれる、「戦法の予約」が可能で、
自軍の武将がその連環のターゲットとなった相手に戦法を仕掛けると、連環で予約されていた戦法が発動し、
打撃を与えることが出来ます。同様に軍師には「秘策」と呼ばれる、
不利な戦況を一変させるコマンドもあります。
三國志戦記の魅力
その戦闘時には、リアルなグラフィックでの戦闘シーンが表示されるので、ビジュアル面でも楽しむことが出来ます。
シナリオごとの戦闘の合間には、自軍の編成や武将の登用、外交なども行うことが出来ます。
また、自軍の配置や移動がタッチ操作で簡単に出来るのも、スマホ版ならではと言えるでしょう。
三國志戦記は有料?無料?
注意しなくてはならないのは、三國志戦記は各ストーリーの内、
前半のシナリオ1~2までが無料ではありますが、最後までクリアーするためには、
前半と後半それぞれ300円で購入することが必要となる点です。
つまり、1ストーリーまるごと楽しむには600円が必要ということになります。
最終的に3ストーリー全部楽しむためには、1800円必要となるのですが、
一括購入で1600円でそれが可能となります。
とは言え、相当ゲームボリュームがありますし、やりがいがありますから、十分お得と言えるでしょう。
また、他のスマホゲーム同様、課金アイテムも用意されています。
(写真引用元:三國志戦記公式サイト)
三國志戦記のプロモーションビデオ