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三国志の雑学

曹操ファンは見ないでください!彼は本当に乱世の英雄だったの?

曹操
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曹操

 

三国志で最大の国土を有することになった魏の曹操(そうそう)

 

許劭 許子将

 

彼は青年の時、三国志時代のインフルエンサー・許子劭(きょししょう)から

「君は清平の奸賊、乱世の英雄である」と評価を受けます。

しかし曹操は本当に英雄であったのでしょうか。

 

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英雄とは

劉備 黒歴史

 

曹操が本当に英雄であったかを検証する前に、英雄の定義について説明しなくてはなりません。

皆さんが考えている英雄とはどういったものなのでしょうか。

強くてかっこよくて背が高いなど色々な定義を持っている方が多いと思います。

しかしばらばらな定義を持っていると収拾がつかなくなるので、

今回は私が考えた英雄の定義で曹操が英雄なのかどうかを検証していきたいと思います。




英雄の定義

曹操 真田丸

 

私の英雄の定義は

1既存の物を壊して想像した人物なのか

2カリスマ性があり、人を引き付けてやまない人物。

3多彩な能力を持っており、戦にも強かった(個人の武ではなく、戦術で優れていた)人物

4史家からの視点で英雄であったと評価をもらっている人物

 

上記の4点を持って3つ以上あてはまった場合、英雄にしたいと思います。

あくまでも私の視点での英雄の定義であるため、お気に召さないと思いますが、

気になった方のみに読んでいただければと思います。

 

曹操は英雄であったのかその1:既存の物を壊して想像した人物なのか

曹操 死

 

まず私の英雄の定義である既存の物を壊して

想像した人物に曹操が該当するのか、調べてみましょう。

曹操は既存の文化を破壊して想像した三国志の中でも唯一の人物ではないのでしょうか。

 

既存の人材登用方法を無視した、新たな登用方法「求賢令」制定

司馬朗 曹操

 

後漢時代の人材登用方法の主なものは「孝廉(こうれん)」と「辟召(へきしょう)」と

呼ばれる登用方法がありました。

孝廉は一年に一回厳正な選挙で選ばれた人材が推挙され、朝廷に仕える事になります。

また辟召と言われる登用方法は、朝廷に仕えている三公九卿や大将軍などの政府高官や

地方高官である県令や太守といった人々が自らの部下を増やすために、

人材を選んで召し抱えることのできる制度です。

これらの制度は能力があって品行方正もしくは知名度の高い人物が次々に仕える事になります。

また辟召は地方の実力者達が太守などに口添えして、

朝廷に自分の息のかかった人材を送り込んで人脈を広げようとしておりました。

こうした理由から能力の有無よりも、豪族の息のかかった人材や名声のみが高く、

たいした能力のない人物などが中央へやってくることになります。

そのため曹操は後漢で使われていた人材登用方法を廃止して、

公平な法の元で人材を登用しようと考え、

能力があれば誰でも登用する新しい人材法である「求賢令」を制定します。

 

求賢令とはいったいどういう制度

潘璋

 

曹操が制定した求賢令はいったいどのような制度なのでしょうか。

ざっくり説明しますと殺人者や人の者を盗んだことのある人など法に触れたことのある人物でも

能力さえあれば召し抱えてやるといった制度です。

後漢の人材登用方法である官僚登用方法である辟召・孝廉は

朝廷に魏の領土を支える地方官の部下を集めるにはそれなりの成果を出すことができる

人材登用法でありました。

しかし中央政府に人材を集める場合、孝廉の様な人材登用法を用いていれば、

人は集まってこないし、

集まってきた人材が果たして優秀な人材で仕事ができるのかこの点に疑問を覚えます。

そのため曹操は、犯罪者や人殺しであっても能力さえあれば仕える事のできる採用方法を用います。

この採用方法だと「孝廉」のように一年に一回集まってくる人材を待つよりも、

スピーディに人材を集めることができます。

また犯罪者は一度犯罪を犯すと官への出仕はほとんど絶望的な状況でした。

しかしこの「求賢令」はそんな人でも能力さえあれば官へ再弛緩人材を活用することができ、

優秀な人材を多く集めることができるのではないのでしょうか。再仕官することができるので、

優秀な人材は多く曹操の元へ集まってくることになります。

この「求賢令」は曹操が既存の物を破壊して新たな物取り入れた一例と言えるでしょう。

【次のページに続きます】



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