よかミカンの三国志入門
夷陵の戦い




はじめての三国志

menu

執筆者:黒田廉

【曹叡なんか目じゃないぜ】キングダムの秦王政は土木工事が大好きだった件

この記事の所要時間: 256




 

キングダムの秦王政は後に天下統一と言う偉業を後世に伝えるために皇帝と名乗ります。

そして彼は中華で最初の皇帝として名乗ることから始皇帝と名乗ります。

彼は始皇帝と名乗ってから色々な土木工事に着手し、魏の二代目皇帝で土木工事大好きな

曹叡(そうえい)なんか目じゃないほどの土木工事好きでした。

今回は始皇帝が民衆をフル動員して作った土木工事の数々をご紹介しましょう

 

キングダムファン向け:キングダムに関する全記事一覧

関連記事:キングダムファンなら絶対読むべき!三国志も面白い!




土木工事リストその1:首都・咸陽の改築

 

戦国時代に突入してから歴代の秦王は首都を咸陽(かんよう)に定めており、

キングダムでも連合軍が秦へ攻め込んだ時に何回か秦の首都・咸陽が登場しております。

漫画で見た限りですととてつもない大きな城壁と街がギュウギュウ詰めになっている印象を

受けたのですが、

秦王政もとい始皇帝となった彼は天下統一した時に咸陽改築計画を実行に移します。

彼がまず行ったことは咸陽に住民を移動させることから始めます。

首都咸陽には10万人を超す各地の富豪が強制的に移住させます。

この結果、首都・咸陽には多くの住民が住むことになり、

家がガンガン建っていき天下統一以前よりも咸陽の雰囲気は、

華やかで活気に満ち満ちていくことになります。

始皇帝は住民移動が終わると同時に、

皇帝専用の牧場を首都咸陽の近くを流れる川の近くに増築。

上記に加えて多くの豪華な作りをした宮殿を咸陽近辺に建造し、

首都の中も外もきらびやかになっていきます。




土木工事リストその2:皇帝専用道路を各地に作る

 

始皇帝は住民を強制的に移住させた後、西方へ旅行しに行きます。

そしてこの旅行から帰ってきたとき大きな土木工事を行います。

その工事は皇帝専用道を全国各地に作ることを命じます。

この道路は直道と言われ、

両側に土の壁を作ることで外から皇帝の車を見えないようにしております。

またこの皇帝専用道路の他に秦が天下統一したことに不満をもつ人々が反乱を起こした際、

すぐに各地へ軍勢を派遣することができるように軍の戦車等が通る道である馳道を増設。

しかしこの皇帝専用道路と馳道が全国的に完成する前に始皇帝が亡くなってしまいます。

 

土木工事リストその3:阿房宮の建造

(画像引用元: wikipedia 袁耀「擬阿房宮図軸」清代中期の画家)

 

始皇帝は次々と天下の富を使って土木工事を行っていきます。

その最大級の物は阿房宮かもしれません。

この宮殿は始皇帝が「大宮殿を建造しよう」と思い立ったのがきっかけで着工します。

この阿房宮は東西670メートルほど。

南北112メートルほどでこの時代最大級の宮殿といっても過言ではありません。

そしてこの宮殿の最大の魅力は2階に一万人ほどが集結することができる広さを持っており、

宮殿の周りを廊下で囲んでいることです。

この廊下は首都咸陽にまで繋がっており、咸陽からこの阿房宮までそのまま行き来できたそうです。

このバカでかい宮殿を作るために刑罰を受けている罪人や各地の住民を強制的に参加させ、

この宮殿に使う材料は楚や蜀地方から木材を切り崩して運んだそうです。

ついでにこの阿房宮造営に注ぎ込まれた人数は楚を討伐した時に使った兵隊よりも多く、

70万人ほどの人数を動員して工事を行っていたそうです。

 

戦国史ライター黒田レンの独り言

 

始皇帝の土木工事はスケールが大きすぎてとてもじゃないですが、

魏の二代目皇帝曹叡では太刀打ちできないのではないのでしょうか。

また首都咸陽には始皇帝と兵馬俑展で展示されていたのですが、

水道管が地下に張り巡らされていたそうです。

レンは始皇帝の土木工事のスケールの大きさにも驚きを覚えますが、

古代中国人がこれらの技術を持っていたことにも大きな衝撃を受けました。

 

参考文献 史記 司馬遷著 訳 丸山松幸・守屋洋など

 

 

キングダムファン向け:キングダムに関する全記事一覧

関連記事:鬼畜なのは桓騎だけではない!残虐性を兼ね備えた歴史上の人物3選

関連記事:【キングダム】桓騎の死に方を史実を元に3つネタバレ予想

 

 

—熱き『キングダム』の原点がココに—

春秋戦国時代バナー




黒田廉(くろだれん)

黒田廉(くろだれん)

投稿者の記事一覧

横山三国志を読んだことがきっかけで三国志が好きになりました。
その後の日本史・中国史を学びました。
またいろいろな歴史小説を読んでおります。
現在はまっている歴史小説は宮城谷昌光氏の劉邦です。

歴史人物:

張遼、孟嘗君、張作霖など

何か一言:

今年も頑張ってはじさん盛り上げていくにゃー!!

関連記事

  1. 郝昭(かくしょう)ってどんな人?陳倉城で孔明を撃退した「孔明キラ…
  2. 孫権のツンデレ外交に蜀の天才外交官・鄧芝の能力炸裂!蜀呉同盟を復…
  3. 小牧長久手の戦いの勝敗はどうなった?漫画・センゴクから見る小牧長…
  4. 【キングダム549話】「3つの誤算」ネタバレ&レビュー…
  5. 董昭(とうしょう)とはどんな人?曹操の覇業を支えた重要人物
  6. 劉焉(りゅうえん)は何でド田舎の益州を選んだの?ちゃっかり独立を…
  7. 『鼎の軽重を問う』とは誰の言葉?五分でわかる春秋戦国時代のことわ…
  8. 范雎(はんしょ)とはどんな人?平民から秦の宰相まで上り詰め、恩と…

google検索フォーム

過去記事を検索できます

ピックアップ記事

おすすめ記事

  1. 根拠のない夢を信じないリアリスト曹操
  2. 【真・三國無双 Online Z 攻略1】超初心者が三国無双を5時間プレイするとどこまで上達するのか
  3. 【週間まとめ】はじめての三国志ニュース18記事【3/6〜3/13】
  4. 孫資(そんし)と劉放(りゅうほう)の綱渡り!曹叡の側近達による命懸けの戦い
  5. 策で生き続けた賈詡は最終的にどこまで出世したの?
  6. 鄧芝(とうし)ってどんな人?ザ・セルフ釜ゆで 孫権を心服させた名使者

三國志雑学

“はじめての三国志150万PV" “広告募集"

はじめての三国志 書籍情報

朝まで三国志 三国志最強のワルは誰だ (桃園出版 三国舎)

著:kawauso 価格480円
※Kindle読み放題対応

ピックアップ記事

おすすめ記事

孔明とは陰と陽!漆黒の軍師、法正が蜀獲りに大活躍 【あの人の子孫は今】趙雲の子孫っているの?趙氏(ちょうし)について 始皇帝・政が甘々な性格であった事が原因で秦が滅びた? 孔融(こうゆう)とはどんな人?孔子の子孫だが、曹操を批判して身を亡ぼした学者 呂布の逸話って伝説的にすごいって知ってた? 100話:奮戦する張遼、孫権を二度も追い詰める 董卓が築城した要塞が絶対防御すぎてヤバイ!郿城(びじょう)とは何? 【はじさん運営報告】イベント・企画・アクセス数

おすすめ記事

  1. 【キングダム】趙の慶舎(けいしゃ)は実在したの?史実を元に真実の姿を解説
  2. 三国志にも麻薬常用者はいた?魏の何晏は中毒患者?
  3. 朝まで三国志2017 三国志の最強軍師は誰だ! 第17部
  4. 朝まで三国志2017 三国志の最強軍師は誰だ! 第6部
  5. 劉備にカリスマ性があったの?三国志の英雄・劉備玄徳のカリスマの真実
  6. 【架空戦記】帝政ローマ軍と三国志軍が戦ったらどっちが勝つの?軍隊の編成や武器なども徹底解説
  7. 豊臣秀吉亡き後の天才軍師・黒田官兵衛の決断
  8. 112話:怒れる劉備は70万の大軍で呉を攻める

はじさん企画

袁術祭り
李傕祭り
帝政ローマ
広告募集
まだ漢王朝で消耗してるの?
HMR
ライフハック
君主論

ビジネス三国志
春秋戦国時代
日常生活
曹操vs信長
架空戦記
ライセンシー
北伐
呂布vs項羽
編集長日記
はじめての三国志TV
“曹操孟徳" “黄巾賊" “赤壁の戦い" “THE一騎打ち" “夷陵の戦い" “kawausoのぼやき記事" “よかミカンのブラック三国志"
“西遊記"
PAGE TOP