三国志は英雄豪傑の繰り広げる名シーンの連続で造られています。
名将達の胸がすくような大活躍を見ている間に、気分が高揚して
「私も三国志の武将のように歴史に名を残してみたい!」そう思う方もいるでしょう。
しかし、現実として、乱世でもない今、手柄を立てて出世する方法もないし
一体、どうすれば・・?ご心配なく、そんなあなたの為にkawausoが
歴史に名を残す様々な方法をお教えしましょう。
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この記事の目次
すぐ出来る!用意するのは、モデルガンとみかんのネット ボストンバッグ
兎に角、一分でも早く、歴史に名を残したい有名になりたいという貴方は、
ホンモノっぽく見えるモデルガンとみかんの赤いネット、それにボストンバッグを
用意して下さい。
そして、人目につかない所でみかんのネットを被って人相を隠したら、
最寄りの銀行や信用金庫へ、モデルガン片手に入店しましょう。
はい、たったこれだけで、明日の三面記事は、あなたが独占です。
確実に後悔しますが、悪い意味で知名度は大幅アップになります。
でも、くれぐれもkawausoが教えたなんて言ったら駄目ですよ。
そのあたりは、大人になって自己責任でお願いします。
時間が掛ってもいいという方におススメ 政治家
時間が掛ってもいいという人は、やはり政治家を目指すのが早いでしょう。
とはいえ、国会議員になるには供託金が500万円必要なので簡単ではありません。
しかも、一定の得票率がないと、この500万円は没収されてしまうのです。
さらに全国区の国会議員選挙では、諸々の選挙費用は6000万円もかかります。
これでは後ろ盾がない場合、落ちたら借金を抱えてしまいますね。
ちょっと、危なくてチャレンジできないので、視点を変えて、
まずは地道に村会議員や町会議員を目指してみましょう。
どうして、市会議員ではないか?と言うと、市会議員は供託金が、
30万円かかるのですが、村会議員選挙には無いからです。
小さな村や町なら、事務所は一つで充分、自家用車か自転車を駆使して
有権者に自分の政策を訴えるのもいいでしょう。
政治家は義務教育さえ終えていれば、何ら資格が必要な事はありません。
総理大臣になった田中角栄の最終学歴は尋常小学校卒だったのです。
当選したら後は、あなたの頑張り次第ですが、実績を挙げれば、
その内に有力政党の目に止まり、そのバックUPを受けながら
市会議員や県会議員を何度か勤めて、最期は国政選挙に出て国会議員になり
もしかしたら、閣僚、総理大臣という可能性もなくはありません。
総理まで行かなくても、何らかの大臣になれば全国紙に顔が出るわけですから
それは歴史に名を残したと言えるでしょうね。
関連記事:【5分で分かる】田中角栄とは何者なの?戦後最大の庶民宰相をザックリ紹介!
文化人や研究者として名を残す
口下手だし、あんまり政治家に向いてないかも、、という人には文化人や、
研究者として歴史に名を残す方法もあります。
それは、ノーベル賞の受賞者に選ばれるという方法です。
ノーベル賞は、ダイナマイトの発明者のアルフレッド・ノーベルが、
「人類の為に最大たる貢献をした人」に贈るとして自身の200億円とも言われる
遺産を元に基金を創設したものです。
部門は、6部門あり、ノーベル物理学賞、化学賞、生理学・医学、
文学賞、平和賞、そして経済学賞があります。
これらの部門で、世界的な業績を挙げる事が出来れば、
ある日、突然スウェーデンからノーベル賞受賞の通知が来るかも知れません。
ノーベル賞は地域や人種に問わず、すべてに平等の立場から選考されるので
あなたが、それらの部門に該当する仕事をしているなら、選ばれないとは
言えないわけです。
こちらからは、何もPRする必要もない所も、なかなかいいですね。
これという学歴も技術もない・・そんな人には!
ノーベル賞を狙えるような学歴もキャリアもないし、研究なんか無縁な、
平凡な一庶民という人、まだ諦めてはいけません。
もし、自分の人生を本にして出すつもりなら芥川賞というチャンスがあります。
直木賞であれば大衆文学、つまりエンタメ性が必要なのでプロじゃないと難しいですが
芥川賞は純文学なので、つまり、あなたの人生を赤裸々に綴るだけでも作品としては
立派に成立するという事になります。
芥川賞は、原稿用紙100枚から200枚という短、中編なので書きやすいですし
選考条件は無名の新人で年齢制限もないので、とびきりの名作を書ければ、
いきなり受賞という可能性もないではありません。
ただ、選考は市販されて流通している本に限るので自費出版であっても
あなたの本が書店に並ぶ必要はあるという事になります。
これは、当然ですね、あなたが書いて個人的に周囲に配っても、
それは市場に出回っているわけではないので、選考対象にはなりません。
費用については、300部から1000部を刷って80万円から300万円です。
自費出版なんか、売れないんじゃない?と思うかも知れません・・
しかし、芥川賞ではありませんが、それからの三国志という本を書いた、
内田重久という人は定年退職後、昔から好きで書いていた三国志の本を改編し
75歳の時に部数800部で文芸社から出版、上下巻18万部のHITになりました。
結局は実力と運ですから、人生を掛けた一発勝負もあり得ます。
後は、あなたの本が話題になり、増刷がかかる形で文芸春秋社の社員20名が
勤める芥川賞選考委員の目に止まるか?という所でしょうね。
芥川賞の選考は年2回、前年の12月から5月までに出された本と
6月から11月までに出された本が対象なので、チャンスは半年しかありません。
なんとか、あなたの作品が選考に残る事を祈ります。
三国志ライターkawausoの独り言
最期に、歴史に名を残す心構えを書いておきます。
それは常識を覆す事、そして自分のやろうとしてる事は、
絶対に正しいという強い信念を持つ事です。
こんな事をしては、人に恨まれないか、羨まれないか?
あるいはバカにされないか?そんなつまらない事が気になってるようでは、
いつまでも人の前に立つ事は出来ません。
もうひとつはバイタリティに溢れ、自分の為に他人を振り回す事を
厭わないで、ガンガン進む事、あなたの道が正しければ、
自分の事は放り出して、助けてくれる人はいるでしょう。
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