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オトコ漫画が読みたいヤツ集まれ!キングダムを超える戦国群像劇「義風堂々」

2017年12月11日


 

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ただ強いだけぢゃ「いくさ人」じゃない・・

その強さを裏打ちする信念と愛がないと獣と同じだぜ

 

そんなキングダムにも通じるような、本当の漢(おとこ)の魅力を堪能させてくれる

今、激熱なマンガと言えば、原哲夫が原案を務めた義風堂々を除いて他にはない。

もちろん、キングダムの王騎(おうき)も凄いけどォ、いやいや、義風堂々には

王騎クラスのレジェンド武将が、ゴロゴロしていると断言していい!!

 

キングダムファンには言っておくけど、発行部数が凄いからって、

何でもかんでも、TOPクラスの魅力があるとは限らないんだぜ!

 

(画:義風堂々!! 直江兼続~前田慶次花語り~ 1巻)

 

画像引用:義風堂々!!直江兼続 ~前田慶次花語り 1 (ゼノンコミックス)

 

「義風堂々?なにそれ、エルガーの曲?」等と言う不届き千万な

にわかクラシックファンの40代~30代の男女でも、

じゃあ「花の慶次」と言えば、あーっと納得できるだろう。

 

90年代、時代劇マンガなんて古臭い劇画でオッサンの読む物と

ティーンに敬遠されていた戦国時代を堂々と週刊少年ジャンプに持ち込み、

その圧倒的な画力と力だけではない、敵味方を越えてお互いの男気に命を燃やす

いくさ人の群像劇を描いて大ヒットした、あの花の慶次だ!

 

義風堂々は、その花の慶次のスピンアウト作品であり、

あの傾奇者、前田慶次の莫逆の友である直江兼続(かねつぐ)が主人公

もちろん、慶次も堂々と登場するとなっては、

これは、90年代の花の慶次ファンは読まずにはいられないだろう。

 

その花の慶次のスピンアウト、義風堂々が12月19日まで、

auのスマホ専用サイト、毎日更新無料マンガで読めると言うじゃないか!

 

 

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これは、歴史好きな俺としては、読まないわけにはいかないので、

早速、スマホからアクセスして、お試しで最初の3話を堪能してみる事にした。

 

監修者

ishihara masamitsu(石原 昌光)kawauso編集長

kawauso 編集長(石原 昌光)

「はじめての三国志」にライターとして参画後、歴史に関する深い知識を活かし活動する編集者・ライター。現在は、日本史から世界史まで幅広いジャンルの記事を1万本以上手がける編集長に。故郷沖縄の歴史に関する勉強会を開催するなどして地域を盛り上げる活動にも精力的に取り組んでいる。FM局FMコザやFMうるまにてラジオパーソナリティを務める他、紙媒体やwebメディアでの掲載多数。大手ゲーム事業の企画立案・監修やセミナーの講師を務めるなど活躍中。

コンテンツ制作責任者

おとぼけ

おとぼけ(田畑 雄貴)

PC関連プロダクトデザイン企業のEC運営を担当。並行してインテリア・雑貨のECを立ち上げ後、2014年2月「GMOインターネット株式会社」を通じて事業売却。その後、「はじめての三国志」を創設。戦略設計から実行までの知見を得るためにBtoBプラットフォーム会社、SEOコンサルティング会社にてWEBディレクターとして従事。現在はコンテンツ制作責任者として「わかるたのしさ」を実感して頂けることを大切にコンテンツ制作を行っている。キーワード設計からコンテンツ編集までを取り仕切るディレクションを担当。


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変わらず熱いぜ 前田慶次!!

 

一話目は、関ヶ原の合戦の二年後から始まる。

いくさ人達の最期の祭り、関ヶ原の合戦から二年後、

社会には、西軍に組みして取り潰された大名達の牢人が

仕官の口を求めて、名がありそうな武将に戦いを挑み

武名を挙げるという血生臭い気風が残っていた。

 

そこへ江戸の街を闊歩する巨大な黒馬、松風(まつかぜ)に乗った

前田慶次が登場する、すでに隠居して頭は丸坊主、年齢は60歳を超えているが

どう見ても30代という漢盛りにしか見えないぞ・・

これは、やはりマンガならではだね!

 

そこに、思いつめた表情のやつれた牢人が近づいてくる、

やばい雰囲気だ、明らかに慶次を倒して武名を挙げたい血走った眼つき

そこでやっぱり、「お命頂戴つかまつる」と来た、ね!ホラ来たよ!

 

しかし、そこは前田慶次、常在戦場のいくさ人、少しも動じない

巨大な朱槍をブンブン振り回すと風圧が巻き起こり、

牢人者は風圧で吹き飛ばされる。

 

何てパワー、槍を振り回すだけで敵が吹き飛ばされるとは、

さすが、前田慶次、力はまるで衰えていないな、、

25年振りに見る前田慶次の底知れぬパワーに

驚くやら呆れるやら・・

 

だけど、ここまでは、ただの怪力自慢のよくある格闘漫画、

義風堂々は、ここからが深い、深いんだぜェ!

 

 

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そんな目をした男が殺れるかよ・・慶次の厳しき優しさに痺れる

 

吹き飛ばされた牢人も、時代劇のチンピラのように

「覚えてやがれ」なんて陳腐なセリフを吐いて逃げてはいかない。

「あんたの勝ちだ、拙者の首を獲れ」と悲壮な目をして慶次を見ている。

覚悟があるのだ、命を狙った以上、殺されても文句はないんだ。

魂が熱いじゃないか、ただのチョイ役の癖に

 

だが、慶次は、憐れみや慈しみや内心の葛藤を視線に込めて

倒れこんでいる牢人に言うのだ

 

「そんな目をした男が殺れるかよ・・」と

 

ここで、ド――ーンと最初の感動が訪れる。

慶次は分かったのだ、この牢人が自分の首を獲りに来たのではなく、

いくさ人として武名を馳せた自分に殺されに来たのだと・・

関ヶ原で死に損ない、牢人として惨めな暮らしを続けてきた漢が

せめて最期は武士として死のうと、自分に戦いを挑んだのだと

 

でも、だからこそ慶次は牢人を殺さない

(惨めでも無様でも、いくさ人なら、本当の死地を得るまでは誇り高く生き抜け

俺に殺してもらって人生を終わらせようなんて甘えるんじゃねェ)

 

その慶次の厳しさと優しさが分かった時、二度目のド――ンがやってくる。

うわァ、、キタキタキタ、これだよ、これ!!最近のドラマのように、

ただ無意味に厳しいだけでも、生命至上主義でバッカみたいに甘いわけでもない。

男が一人、むせび泣くような厳しさと優しさのバランス、これが花の慶次だよォ

だが、第一話は、これで終わりでは無かったのだ。

 

 

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義風堂々 直江兼続が登場

 

次に、周囲の空気を払って、この漫画の主人公、直江兼続が登場する。

清潔な身なりをしているが、そこに真剣のような凄みを漂わせた兼続は、

死ぬ事も出来ず、落胆している牢人に語りかける。

 

「越後は裕福ではないから、武士も畑を耕さねばならぬ、

荒れ地だが、それでもよいか?」

 

最初は、わけが分からない牢人だが、やがてそれは兼続が

自分を家臣として仕官させてくれるという事だと理解する。

牢人は滂沱(ぼうだ)の涙を流して直江に感謝する、そして慶次に感謝する。

ここで、初めて、人混みから、牢人の家族である妻と息子が出てきた。

妻は脇差を握りしめている、夫が首を打たれたら後を追う気だ。

夫に全てを賭けている、落ちぶれても天晴れな夫婦じゃないか!

 

兼続は、牢人と家族と両者を見て、

これを召抱える事で救ってやろうと考えた。

慶次とは、違う部分で厳しくも優しい漢である。

 

もちろん、武士階級の人間が農民のように田畑を耕して生きるのは

簡単な事ではない。

だが、これだけ強い絆を持つ家族なら、貧しくとも武士の誇りを持ち

立派な越後武士として生きていくだろう。

そこまで見て取ったから、兼続は牢人を家族丸ごと抱えたのだ。

 

ここで、俺には、本日、三回目のド――ーンである。

 

なんとも清々しいじゃないか!

慶次にも牢人にも、兼続にも譲れない美学があり、義があり信念がある。

それが、義風堂々に深みを与えているのだ。

1回しか出てこない、牢人のような存在でさえ、この深みだよ。

義風堂々ファンが、漫画に人生賭けてハマりこむのも仕方が無いぜ。

 

 

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漢を描かせたら、キングダムより二歩は進んでいる!

 

こんな重厚な人間群像に対抗できるとすれば、それはキングダム位か・・

いや、俺の見立てでは、こんなに濃厚な漢汁は、キングダムでも描けていない。

最初にも描いたけど、こと、漢(おとこ)の描写では、キングダムは、

義風堂々に二歩遅れを生じていると断言して言い。

 

ああ、もどかしい、文字で漢(おとこ)を説明するのは至難なんだよなぁ!

多分、花の慶次ファンや義風堂々ファンは、同じジレンマを感じるだろう

カッコいいってどういう事?男らしいって?優しいって?

義風堂々を一話でも読めば、それが絶対分かるよ。

少なくとも、王騎の死に様にド――ーンと来たなら、

ぜーったい義風堂々でもドドド――ーンと来るからね。

 

でも、猶予がないよ、義風堂々が毎日更新無料マンガで読み放題なのは

12月19日までなんだ、、これを過ぎちゃうと、全体では30巻もある

義風堂々を自腹で買うしかなくなるよ!

 

通販でまとめ買いしても、30巻じゃ、1000円、2000円じゃ

絶対に収まんないし、そこで、義風堂々の面白さに気が付いたら

「ああ、無料マンガで読んどけばー」って、絶対後悔するよー!

 

少なくとも、スマホを持っているなら、お試しの3話分、いや俺みたく

1話分でも読んでみてよ、キングダム好きなら、絶対3話まで読むから(笑)

 

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kawauso

kawauso

台湾より南、フィリピンよりは北の南の島出身、「はじめての三国志」の創業メンバーで古すぎる株。もう、葉っぱがボロボロなので抜く事は困難。本当は三国志より幕末が好きというのは公然のヒミツ。三国志は正史から入ったので、実は演義を書く方がずっと神経を使う天邪鬼。

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