立見尚文とはどんな人?八甲田山の雪中行軍の悲劇も紹介


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今回は立見尚文(たつみなおふみ)について取り上げます。

立見尚文はあまり知名度が高くなく、これまでの大河ドラマでは、1977年『花神(かじん)』で吉田豊明(よしだとよあき)が演じて以来、ほとんど登場することがありません。

司馬遼太郎(しばりょうたろう)の小説『坂の上の雲』でも登場しますが、NHKのスペシャルドラマでは登場しません。

しかし、日露戦争での戦いや有名な逸話などが語り継がれていて、今後注目される可能性もあります。

この記事では立見尚文について、生い立ちから戊辰戦争(ぼしんせんそう)までと明治政府に加わってからの2つに分けて紹介します。

終わりに逸話を紹介します。

 

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北越戦争降伏までの立見尚文

 

1845年、桑名藩(くわなはん)に生まれました。

松平定敬(まつだいらさだあき)が桑名藩の養子となり、藩主を継ぎました。

立見尚文は松平定敬の小姓となり、剣術と学問に励みます。

松平定敬が京都所司代に就任したころ、幕府陸軍に出向しフランス式丙戌を学びました。

戊辰(ぼしん)戦争が始まり、鳥羽伏見の戦いで旧幕府軍が敗退した後も明治新政府軍に抵抗を続けました。

北越(ほくえつ)戦争では、河井継之助(かわいつぎのすけ)とともに新政府軍と互角の戦いをしますが、庄内藩が新政府軍に降伏すると、立見尚文は明治新政府軍に降伏しました。

 


 

明治政府に加わってからの立見尚文

 

北越戦争で明治新政府軍に降伏すると、しばらくの間の謹慎生活を経て明治政府に加わりました。

陸軍の軍人として士族の反乱を鎮めることに貢献しました。

西南戦争(せいなんせんそう)後、日清戦争(にっしんせんそう)で旅団長となり、その後台湾総督府軍務局長に就任しました。

日清戦争のとき、立見は敵が来るまでに時間があると言って、松の木の根元で昼寝していたというエピソードは有名で錦絵になっています。

日露戦争では、第8師団を率いて出征しました。

黒溝台(こっこうだい)会戦では、日本軍の数倍の勢力を持つロシア軍と戦闘を始めました。

戦闘は激烈を極め、立見の師団は兵力の半数を失いますが、ロシア軍は退却したことにより終結しました。

立見は、この戦いで砲弾が飛び交う中、屋外で指揮をとっていたといわれています。

日露戦争後の1907年に立見尚文は死去しました。

幕臣で明治政府に加わると陸軍大将に昇進しました。

幕臣から明治政府内で出世した人物はいますが、軍人では珍しいといえるのかもしれません。

 

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八甲田山雪中行軍の悲劇

 

立見尚文といえば、八甲田山(はっこうださん)の雪中行軍の悲劇が有名です。

1902年、立見が当時師団長だった第4旅団兵の第31連隊と第5連隊が参加しました。

第5連隊はほぼ全員が凍死するという出来事は、現在も悲劇として語り継がれ、映画にもなっています。


  

 

 

幕末ライターオフィス樋口の独り言

幕末ライター オフィス樋口

 

今回は立見尚文について取り上げました。

ここでは、立見の逸話について取り上げます。

15歳のとき、猛然と走り出した猛牛を斬ったという話が伝えられています。

 

立見の日記には坂本龍馬(さかもとりょうま)が暗殺された寺田屋事件のことについて書かれています。

立見は現場に残されていた坂本龍馬の手記を読んで感銘を受け、前文を書き写そうとしたといわれています。

この記事では立見尚文について生い立ちから日露戦争の黒溝台会戦までの経緯について取り上げました。

大河ドラマでもほとんど登場しないので、知名度はあまり高くないと考えられます。

 

立見尚文がドラマや映画で登場するとすれば、八甲田山の雪中行軍があるかもしれません。

八甲田山雪中行軍を題材にした映画やドラマを見て、立見尚文を知った人はいるかもしれません。

今後、八甲田山の雪中行軍での遭難事故を通して、八甲田山雪中行軍を行った経緯や立見尚文について注目したいと思います。

幕府出身が明治政府に加わって出世した人物にも注目したいと思います。

立見尚文は陸軍で出世しましたが、他に旧幕臣で出世した陸軍の軍人や海軍の軍人にも注目したいと思います。

軍人だけでなく、大臣経験者や政治家にも注目したいと思います。

 

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