明治維新とはどんな改革?近代国家を目指した政治改革を分かりやすく解説


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対立する西郷隆盛と大久保利通

 

江戸時代から明治時代にかけて行われた政治改革のことを明治維新と呼んでいます。

日本を大変革したとして明治維新を評価する人がいれば、

明治維新をテロとして評価を見直す人もいます。

 

今回は明治維新を政治改革としての視点とテロとしての視点でそれぞれ取り上げます。

 

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明治維新とは?

幕末 西郷隆盛07

 

明治維新とは、

1868年に薩長を中心とした倒幕派が江戸幕府を武力で倒し、

近代国家の形成を目指した政治改革です

 

明治新政府が樹立されると、

殖産興業や富国強兵をスローガンとして近代化政策を推進します。

 

西南戦争以後、

自由民権運動という民主化運動を経て、

1889年に大日本帝国憲法の制定と議会の開設を実現し、

国家体制を確立しました。

 


 

テロとしての明治維新―西郷隆盛らはテロリスト?―

西郷隆盛

 

『形勢不利の薩長 一発逆転の王政復古大号令』では、

大義名分を失った薩長が一発逆転を狙って

王政復古の大号令を出すまでの経緯について取り上げました。

 

王政復古の大号令の後に小御所会議が開かれました。

小御所会議において、

薩長はクーデターを決行し、

徳川慶喜(とくがわよしのぶ)を政治の世界から追い出すことに成功しました。

 

薩長は旧幕府軍を武力で倒幕するために動きます。

結果、戊辰戦争で薩長は旧幕府軍を武力で倒しました

一連の戊辰戦争において、

西郷隆盛(さいごうたかもり)らをテロリストと評価する場合、

武力でもって明治政府内での発言力を高めることが根拠となっていると考えられます。

 

激動の幕末維新を分かりやすく解説「はじめての幕末はじめての幕末


 

政治改革としての明治維新

 

ここでは政治改革としての明治維新について取り上げます。

まず、中央集権化について取り上げます。

江戸幕府は幕藩体制で、

現在では地方分権に近いといえます

 

『中央集権国家を目指して(1)―版籍奉還とは―』と

『中央集権国家を目指して(2)―廃藩置県とは―』において、

地方分権の幕藩体制から中央集権化までのかていについて取り上げました。

 

明治政府は士族のリストラにも取り組みました

具体的には『武士の特権を奪った廃刀令とは』と

『富国強兵を目指して、徴兵制度導入へ』では、

江戸時代の武士の特権である帯刀や

戦うプロ集団としてのプライドを奪うことになり、

不平士族となって反乱につながりました。

 

明治になると、

日本人は米で税を納めていましたが、

現金に変わりました。

この税制改革を地租改正といいます

 

『近代日本の税制改革・地租改正とは?』では、

地租改正の狙いとして、

豊凶に関係なく税金を徴収できることが挙げられます。

当初、地価の3%を地租として納めなければなりませんでしたが、

地租改正反対一揆が相次いで起こったため、

明治政府は3%から2.5%に引き下げました。

 

明治政府は義務教育を導入しました

『明治政府の教育改革・学制とは?』において、

江戸時代の識字率は世界的に比べると高かったと言われていますが、

地域によって識字率の格差が生じていました。

 

徴兵制度の導入に合わせて、

識字率が低いと支障が出るため、

全国で一定の識字率を保つ必要があると考えられます。


  

 

 

幕末ライターオフィス樋口の独り言

幕末ライター オフィス樋口

 

今回は明治維新をテロとしての視点と政治改革としての視点でそれぞれ取り上げました。

明治維新について、

多くの読者は政治改革という印象を受ける人が多いと思います。

 

司馬遼太郎(しばりょうたろう)著『坂の上の雲』に見られるように、

多くの作家や歴史学者の中で明治時代を変革の時代として評価していました。

 

一方で、明治維新で活躍した人物をテロリストとして評価している人もいます。

原田伊織(はらだいおり)

『明治維新という過ち 日本を滅ぼした吉田松陰(よしだしょういん)と長州テロリスト〔完全増補版〕』

に見られるように、

明治維新は勝者によって美化されたものであって、

実際の吉田松陰や桂小五郎(かつらこごろう)らはテロリストであると評価しています。

 

今後、明治維新をテロと評価するのか、

政治改革と評価するのか。

これからの研究に注目したいと思います。

 

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