大鳥圭介とはどんな人?函館戦争に参加する経緯まで紹介


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大鳥圭介

画像:大鳥圭介Wikipedia

 

大鳥圭介(おおとりけいすけ)といえば、戊辰戦争(ぼしんせんそう)の最後の戦争である函館戦争(はこだてせんそう)で、榎本武揚(えのもとたけあき)土方歳三(ひじかたとしぞう)ともに新政府軍に抵抗したことで

知っている読者はいると思います。

2004年の大河ドラマ『新選組(しんせんぐみ)!』の続編として2006年の正月に『新選組!!土方歳三 最期の一日』が放送されました。この続編では山本耕史(やまもとこうじ)が演

じる土方歳三が主役となっていますが、脇役で陸軍奉行として大鳥圭介は登場します。このドラマでは吹越満(ふきこしみつる)が演じています。

今回は大鳥圭介を中心に誕生から江戸幕府の幕臣になるまでと箱館戦争後について取り上げます。

 

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函館戦争に参加するまでの大鳥圭介について

幕末 大砲発射

 

大鳥圭介は、播磨国(はりまのくに)(現在の兵庫県)赤穂郡の医師・小林直輔(こばやしなおすけ)の子として生まれました。

閑谷学校で漢学・儒学・漢方医学を学びました。

その後、緒方洪庵(おがたこうあん)の適塾で蘭学と西洋医学を学びます。

適塾時代の仲間と共に江戸に出ると、軍学・工学に関心が移り、西洋式兵学や写真術を学びました。

江戸では中浜万次郎(ジョン万次郎)に英語を学びます。

 

これまで大鳥圭介は武士ではありませんでしたが、1858年に尼崎藩主・松平忠興(まつだいらただおき)に取り立てられ尼崎藩士となりました。

この年から大鳥圭介は武士となります。1867年に伝習隊に加わります。大鳥は士官として幕府陸軍の育成と訓練に当たりました。

戊辰戦争の最初の戦いである鳥羽伏見(とばふしみ)の戦いで、旧幕府軍が敗退すると江戸城の表情において小栗忠順(おぐりただまさ)や榎本武揚らと交戦継続を主張します。

江戸を脱走してから、土方歳三と合流しつつ北関東で戦いを続け、仙台で開陽丸に乗って江戸城を脱出した榎本武揚の艦隊と合流しました。

大鳥は榎本らとともに蝦夷地に渡りました。蝦夷共和国では陸軍奉行となります。

 


 

函館戦争とは?

 

戊辰戦争最後の戦争―函館戦争―』では函館戦争で榎本武揚の軍が降伏するまでの過程を取り上げています。

函館戦争とは1868年から続いた戊辰戦争最後の戦争で、蝦夷地の根拠地となっていた箱館の五稜郭城で戦いがありました。

江戸幕府は蝦夷地の大部分を直轄地として支配し、箱館奉行が置かれていました。

 

明治新政府は函館府を設置しましたが、戊辰戦争の舞台が東北地方に移ると、函館府は手薄となりました。

その隙を突いて、大鳥圭介と土方歳三の部隊は二手に分かれて函館に進軍を開始し、函館を占領することに成功しました。

五稜郭城には入城し、榎本武揚が率いる艦隊を函館に入港させることに成功しました。

榎本武揚らが函館を占領すると、明治新政府軍は函館に向けて兵を動かします。

1869年3月に青森に到着した新政府軍は蝦夷地上陸を開始します。

新政府軍が優位に戦いを進め、旧幕府軍は撤退をせざるを得ない状況でした。

 

1869年4月の終わりになると、旧幕府軍の敗色が濃厚となったため、旧幕府軍に帯同していたフランス人軍人が函館を脱出します。

大鳥圭介らが奇襲を試みますが、失敗に終わりました。

1869年5月になると、旧幕府軍は降伏し、五稜郭城は開城されました。

函館戦争は終わるとともに戊辰戦争も終わりました。

 

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幕末ライターオフィス樋口の独り言

幕末ライター オフィス樋口

 

今回は旧幕府軍で戊辰戦争最後の戦いである函館戦争に加わった大鳥圭介について取り上げました。

大鳥圭介については函館戦争で榎本武揚とともに戦っていたということ以外、ほとんど注目されていませんでした。

この記事を通して、函館戦争に加わる前の大鳥圭介について知ることができました。

ここでは、函館戦争後の大鳥圭介について取り上げます。

函館戦争で降伏した後、東京に護送されました。

 

赦免後、技術官僚として殖産興業政策(しょくさんこうぎょうせいさく)に貢献します。

1877年に工部大学校の校長になると、教育関係の役職を歴任しました。

教育関係の役職を経て外交官となります。

1889年に駐清国特命全権公使となり、当時緊迫していた朝鮮半島と清国と交渉しました。

「その時歴史が動いた」で、蝦夷共和国が放送されたものの注目されていません。

今後、何らかの形で蝦夷共和国が注目されるようになったら榎本武揚とともに大鳥圭介にも注目したいと思います。

 

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