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2020年東京オリンピックと物流問題は改善できるのか?

2019年4月21日


 

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幻の1940年の東京五輪 いだてん

 

2020年の東京オリンピック開催まで2年を切りました。

 

オリンピック開催ということで経済効果が期待されます。

一方で、高速道路や鉄道の混雑が課題となっています。オリンピックやパラリンピックが開催されると物流も何らかの影響が出る可能性があります。

 

この記事では、東京オリンピック・パラリンピック準備局が公認している「2020TDM推進プロジェクト」を中心にした混雑緩和問題について紹介します。後半では、私たち消費者が宅配業者を利用する際、オリンピック・パラリンピック開催時期で注意することを取り上げます。

 

自称・皇帝
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監修者

ishihara masamitsu(石原 昌光)kawauso編集長

kawauso 編集長(石原 昌光)

「はじめての三国志」にライターとして参画後、歴史に関する深い知識を活かし活動する編集者・ライター。現在は、日本史から世界史まで幅広いジャンルの記事を1万本以上手がける編集長に。故郷沖縄の歴史に関する勉強会を開催するなどして地域を盛り上げる活動にも精力的に取り組んでいる。FM局FMコザやFMうるまにてラジオパーソナリティを務める他、紙媒体やwebメディアでの掲載多数。大手ゲーム事業の企画立案・監修やセミナーの講師を務めるなど活躍中。

コンテンツ制作責任者

おとぼけ

おとぼけ(田畑 雄貴)

PC関連プロダクトデザイン企業のEC運営を担当。並行してインテリア・雑貨のECを立ち上げ後、2014年2月「GMOインターネット株式会社」を通じて事業売却。その後、「はじめての三国志」を創設。現在はコンテンツ制作責任者として「わかるたのしさ」を実感して頂けることを大切にコンテンツ制作を行っている。キーワード設計からコンテンツ編集までを取り仕切るディレクションを担当。


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2020TDM推進プロジェクトとは?

 

東京オリンピック・パラリンピック準備局が公認している2020TDM推進プロジェクトとはどのようなものでしょうか。TDMとは交通需要マネジメントのことで、交通需要をコントロールすることを意味します。

 

東京オリンピックとパラリンピックの開催期間中に混雑する時間帯を予測することで、配送時期や時間帯をずらすことができ、効率的に物を輸送することができます。物流だけでなく、人の流れにも応用することができます。通勤客で混雑する時間帯をずらしたり、在宅ワーク(テレワーク)を推奨したりすることで混雑を緩和させることができます。

 

 

 

物流業界による取り組み

 

東京オリンピック・パラリンピックの開催時期における混雑問題の対策としてどのような取り組みをしているのでしょうか。

 

物流の専門紙カーゴニュースのインターネット記事「ズームアップ 五輪で東京港のコンテナ物流対策は?」によれば、物流ルートや時間の変更・共同配送などを検討しています。東京オリンピック・パラリンピックの競技会場が東京湾岸に集中していることから、特に混雑が予想されます。東京湾の混雑を避けるために、コンテナを内陸に移動することも検討しています。

 

物流業界では、カーゴニュースによれば東京オリンピック・パラリンピック開催までに実証実験を繰り返すようです。

 

 

オリンピック開催期間中に日常生活での影響はあるのか?

 

オリンピック開催期間中に道路の混雑が予想されるため様々な対策がとられていますが、私たちの日常生活ではどのような影響が出るのでしょうか。

 

日常生活で影響が出るとすれば、再配達が挙げられます。通常の場合、不在票にある電話番号に連絡すれば、すぐに配達してくれます。しかし、オリンピック・パラリンピック開催期間中については再配達を依頼しても通常より時間がかかる可能性があります。

 

他に、オリンピック開催時期(7月24日開幕、8月9日閉会)とお中元の時期が重なります。夏はお中元の時期で、デパートではお中元商戦が活発になります。オリンピック開催時期とお中元の配達が重なると、物流面で混雑問題が深刻になります。カーゴニュースによれば、お中元の時期の変更を呼びかけることを検討している段階で、具体的な動きは見られません。

   

 

東京五輪ライターオフィス樋口の独り言

三国志ライター オフィス樋口

 

今回は2020年の東京オリンピックと物流問題について取り上げました。東京オリンピック・パラリンピック準備局が混雑する時間帯を発表しており、混雑によって通勤や業務に支障が出ないように時間帯をずらすことを資料で示しています。東京オリンピック・パラリンピック開催時期に東京都心に出かける予定のある人にとって参考になると期待されます。

 

オリンピック開催まで2年を切りましたが、私たちが荷物を送るまたは受け取る場合、流通面でどのような影響が出るのかはっきりとしないことが課題となっています。また、オリンピック開催期間とお中元の時期と重なりますが、配達にどの程度遅れが出るのかについても分かりません。今後、物流問題について何らかの動きがあれば注目したいと思います。

 

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いだてん

 

 

 

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