キングダム「キングダムの弩の使用法はリアルだった」

2019年9月18日


監修者

ishihara masamitsu(石原 昌光)kawauso編集長

kawauso 編集長(石原 昌光)

「はじめての三国志」にライターとして参画後、歴史に関する深い知識を活かし活動する編集者・ライター。現在は、日本史から世界史まで幅広いジャンルの記事を1万本以上手がける編集長に。故郷沖縄の歴史に関する勉強会を開催するなどして地域を盛り上げる活動にも精力的に取り組んでいる。FM局FMコザやFMうるまにてラジオパーソナリティを務める他、紙媒体やwebメディアでの掲載多数。大手ゲーム事業の企画立案・監修やセミナーの講師を務めるなど活躍中。

コンテンツ制作責任者

おとぼけ

おとぼけ(田畑 雄貴)

PC関連プロダクトデザイン企業のEC運営を担当。並行してインテリア・雑貨のECを立ち上げ後、2014年2月「GMOインターネット株式会社」を通じて事業売却。その後、「はじめての三国志」を創設。戦略設計から実行までの知見を得るためにBtoBプラットフォーム会社、SEOコンサルティング会社にてWEBディレクターとして従事。現在はコンテンツ制作責任者として「わかるたのしさ」を実感して頂けることを大切にコンテンツ制作を行っている。キーワード設計からコンテンツ編集までを取り仕切るディレクションを担当。


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弩のメカニズム

 

 

弩は上のイラストの通り、トリガーである懸刀(けんとう)と弓を架ける鉤牙(こうが)、そして懸刀を引いた動力を鉤牙に伝え動かす(ぎゅう)という

3つの部品から構成されています。

実際の出土品は兵馬俑(へいばよう)からも出土していますが、非常に精巧なつくりになっていました。

それは2200年前のものとは思えない、当時のハイテクを組み込んだ立派なものです。

弩を製造するテクノロジーは門外不出であり、当時の国家が弩を厳正に管理して人民の所有を認めなかった理由が分かりますね。

 

キングダム(春秋戦国時代)ライターkawausoの独り言

 

キングダムから400年後の三国時代には、弩とより複雑なメカニズムを持つ連弩という飛び道具が開発されました。

連弩はマガジン(弾倉)を持ち、器具を操作する事で自動的に矢を装填して連射が可能という優れものでしたが、機構を複雑にした代償として、

射程距離と貫通力を犠牲にせざるを得ませんでした。

その為、比較的にシンプルな構造の弩は廃れず、その後も命脈を保つ事になったのです。

 

参考文献:春秋戦国の英傑たち五覇七雄の光芒(こうぼう)

 

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