裴松之「こんなの美談じゃねぇよ!!」 向こう見ずな男伊達




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王芬のクーデターが失敗すると見抜く曹操

 

梁習は同僚の王思が曹操に意見をして憎まれた時に、人違いで逮捕され、自分は別人であると主張せずに牢獄に入った事があります。

 

 

その事を知った王思は、馬を走らせて牢獄まで行き、死刑になるべきは私ですと正直に申告し、曹操はお互いを庇いあう梁習と王思を義士であるとして2人とも昇進させました。

 

主観が入りまくりな裴松之

 

しかし、裴松之はこれを美談とは思わず、むしろ向こう見ずで動議を弁えない行為だと批判します。そもそも梁習と王思は同僚というだけで特別親しくもなく血縁もない梁習の行為は降って湧いた災難を引き受ける必要もないのに受けただけであり、これを古来よりの道義と考えるのは違う気がする。

 

もし、王思がずるい人間であり、曹操が英明でないなら梁習は大志を全うできず、死に損という事になり、これはとても道義のある行為とは言えないだろう。

 

孔子と儒教

 

孔子は「死には太山より重いものがあり、鴻毛より軽いモノがある」と言っている。本当の君子は生きるも死ぬも疎かにはしないものだ。梁習は向こう見ずで男伊達を気取る所があったのかも知れません。

 

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台湾より南、フィリピンよりは北の南の島出身、「はじめての三国志」の創業メンバーで古すぎる株。もう、葉っぱがボロボロなので抜く事は困難。本当は三国志より幕末が好きというのは公然のヒミツ。三国志は正史から入ったので、実は演義を書く方がずっと神経を使う天邪鬼。

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