最高の友情とはどういうものか?
諸葛亮は以下のように言っています。最高の友情とは、個人的な恨みを捨て全体の利益の為に協力し自分の骨を断ち肉を裂くような思いをしても相手の罪に目をつぶる事無く明らかにする事だそれでも、互いに負い目を持たず謝るような事は一切しないこのような友情を金石の交わりと言う。私たちは友情というと、お互いの関係に波風を立てず美点は褒めても悪い点はなあなあで済ます事だと思ってしまいがちですが、諸葛亮は、そういう、なあなあを嫌っていたわけです。
言うべきことは苦言でも言い、相手に悪感情をもっても全体の利益のためには私心を置いて協力する。同時にそれでも相手に謝る事無く普段通りの対応を続ける。これはなかなかできない事です。人間は親しくなればなるほどに相手に対し自分を分かって欲しいと願いそれが受け入れられないと可愛さ余って憎さ100倍とばかりに激しい恨みを持つものです。
しかし、それは全くの私心であり全体の為には有害な事だと諸葛亮は分かっていたんですね。
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