諸葛亮が言う最高の友情とはどういうものか?「金石の交わり」

2022年6月29日


監修者

ishihara masamitsu(石原 昌光)kawauso編集長

kawauso 編集長(石原 昌光)

「はじめての三国志」にライターとして参画後、歴史に関する深い知識を活かし活動する編集者・ライター。現在は、日本史から世界史まで幅広いジャンルの記事を1万本以上手がける編集長に。故郷沖縄の歴史に関する勉強会を開催するなどして地域を盛り上げる活動にも精力的に取り組んでいる。FM局FMコザやFMうるまにてラジオパーソナリティを務める他、紙媒体やwebメディアでの掲載多数。大手ゲーム事業の企画立案・監修やセミナーの講師を務めるなど活躍中。

コンテンツ制作責任者

おとぼけ

おとぼけ(田畑 雄貴)

PC関連プロダクトデザイン企業のEC運営を担当。並行してインテリア・雑貨のECを立ち上げ後、2014年2月「GMOインターネット株式会社」を通じて事業売却。その後、「はじめての三国志」を創設。戦略設計から実行までの知見を得るためにBtoBプラットフォーム会社、SEOコンサルティング会社にてWEBディレクターとして従事。現在はコンテンツ制作責任者として「わかるたのしさ」を実感して頂けることを大切にコンテンツ制作を行っている。キーワード設計からコンテンツ編集までを取り仕切るディレクションを担当。


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最高の友情とはどういうものか?

 

呉の諸将を論破する諸葛亮孔明(セリフなし)

 

諸葛亮は以下のように言っています。最高の友情とは、個人的な恨みを捨て全体の利益の為に協力し自分の骨を断ち肉を裂くような思いをしても相手の罪に目をつぶる事無く明らかにする事だそれでも、互いに負い目を持たず謝るような事は一切しないこのような友情を金石の交わりと言う。私たちは友情というと、お互いの関係に波風を立てず美点は褒めても悪い点はなあなあで済ます事だと思ってしまいがちですが、諸葛亮は、そういう、なあなあを嫌っていたわけです。

 

諸葛亮孔明の天下三分の計に感化される劉備

 

言うべきことは苦言でも言い、相手に悪感情をもっても全体の利益のためには私心を置いて協力する。同時にそれでも相手に謝る事無く普段通りの対応を続ける。これはなかなかできない事です。人間は親しくなればなるほどに相手に対し自分を分かって欲しいと願いそれが受け入れられないと可愛さ余って憎さ100倍とばかりに激しい恨みを持つものです。

 

考える諸葛亮孔明

 

しかし、それは全くの私心であり全体の為には有害な事だと諸葛亮は分かっていたんですね。

 

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台湾より南、フィリピンよりは北の南の島出身、「はじめての三国志」の創業メンバーで古すぎる株。もう、葉っぱがボロボロなので抜く事は困難。本当は三国志より幕末が好きというのは公然のヒミツ。三国志は正史から入ったので、実は演義を書く方がずっと神経を使う天邪鬼。

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