身分によって死の表記が違った?劉備、孫権、曹操の死は何と記されていたの?


三国志 兵糧攻め 村人

 

礼記によると、中国では身分によって死の表記も違うようです。庶民が死ぬと、そのまま死ですが、官位について禄を受けている士では不禄と言い、大夫は卒と書き、諸侯は薨です。

 

幕末 臨終のシーン 亡くなる(死)モブ

 

そして、天子の死は崩と言い、これは崩御として日本にも受け継がれています。

 

劉備

 

ちなみに劉備の死はなんと記されているのかと言うと先主殂于永安宮とされ、殂です。これは書経で帝堯の死について使用されていて貴人の死を意味しています。

 

正史三国志を執筆する陳寿

 

陳寿は西晋の役人で、いかに古巣とはいえ蜀の劉備を崩とは書けませんでしたから、殂と書いて格が落ちないようにしたのでしょう。ちなみに孫権の死は權薨で権坊と呼び捨てにしたうえで大夫と同じ薨を使用しています。曹操については、後漢を滅ぼさず天子ではありませんでしたが死後に武帝と追尊されたので王崩于洛陽と崩を使っています。

 

こちらもCHECK

昔の中国のお葬式ってどんな感じだったの?

続きを見る

 

はじめての三国志Youtubeチャンネル2

 

呂布対項羽

 

 

  • この記事を書いた人
  • 最新記事
kawauso

kawauso

台湾より南、フィリピンよりは北の南の島出身、「はじめての三国志」の創業メンバーで古すぎる株。もう、葉っぱがボロボロなので抜く事は困難。本当は三国志より幕末が好きというのは公然のヒミツ。三国志は正史から入ったので、実は演義を書く方がずっと神経を使う天邪鬼。

-三国志の雑学