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NHK大河ドラマ「鎌倉殿の13人」後鳥羽上皇激白!信じていたのは兼子だけ慈円はバツ!

2022年12月10日


 

後鳥羽上皇

 

 

 

将軍実朝も暗殺でこの世を去り、いよいよ後鳥羽上皇と北条義時の激突、承久の乱が間近に迫っていますが、このタイミングで後鳥羽上皇を演じる尾上松也さんのコメントがありました。歴史上の人物である後鳥羽上皇を演じるにあたり、尾上さんは何を考えどのように演じたのでしょうか?

 

監修者

ishihara masamitsu(石原 昌光)kawauso編集長

kawauso 編集長(石原 昌光)

「はじめての三国志」にライターとして参画後、歴史に関する深い知識を活かし活動する編集者・ライター。現在は、日本史から世界史まで幅広いジャンルの記事を1万本以上手がける編集長に。故郷沖縄の歴史に関する勉強会を開催するなどして地域を盛り上げる活動にも精力的に取り組んでいる。FM局FMコザやFMうるまにてラジオパーソナリティを務める他、紙媒体やwebメディアでの掲載多数。大手ゲーム事業の企画立案・監修やセミナーの講師を務めるなど活躍中。

コンテンツ制作責任者

おとぼけ

おとぼけ(田畑 雄貴)

PC関連プロダクトデザイン企業のEC運営を担当。並行してインテリア・雑貨のECを立ち上げ後、2014年2月「GMOインターネット株式会社」を通じて事業売却。その後、「はじめての三国志」を創設。現在はコンテンツ制作責任者として「わかるたのしさ」を実感して頂けることを大切にコンテンツ制作を行っている。キーワード設計からコンテンツ編集までを取り仕切るディレクションを担当。


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常に権力基盤を気にしているナイーブな上皇

鎌倉の北条義時の横暴にブチ切れる後鳥羽上皇

 

 

尾上さんが演じる後鳥羽上皇は、権力の頂点にありながらも常に自分の立ち位置を気にしている不安定な存在で決して万能の帝王として演じたわけではないようです。確かにドラマでも鎌倉サイドのトキューサと蹴鞠勝負をする鷹揚な一面がありながら常に周囲を警戒し、敵と味方を峻別している様子が窺えました。

 

 

信頼しているのは兼子だけ慈円はバツ

慈円 中世きっての名僧

 

 

後鳥羽上皇の側近として登場する藤原兼子と慈円僧正については、尾上さんが演じる中では、忖度なしで信頼できるのは乳母でもある兼子だけであり、慈円僧正については常に疑い、うさん臭い男として警戒心を持っていたとの事。実際に慈円に対して厳しい言葉を投げかけ刃を突きつけるシーンもありましたが、あれは仲間としての信頼感ではなく猜疑心からの行動という事です。

 

鎌倉幕府は六波羅探題を設置(北条義時)

 

 

かつて慈円僧正は、後鳥羽上皇と義時を似た者同士と発言していましたが、周囲に信じられる存在が少ないという点では共通していますね。

 

 

出演者の胸中は面白い

テレビを視聴するkawauso編集長

 

 

もちろん鎌倉殿の13人は史実を元にして話が造られるので、役者の演技が歴史を逸脱する事は出来ませんが、こうして尾上松也さんが後鳥羽上皇を演じていた心情を聞くと、なんとなく本当の後鳥羽上皇もこうだったのではないかと思えて、より深くドラマに感情移入してしまいますね。

 

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kawauso

台湾より南、フィリピンよりは北の南の島出身、「はじめての三国志」の創業メンバーで古すぎる株。もう、葉っぱがボロボロなので抜く事は困難。本当は三国志より幕末が好きというのは公然のヒミツ。三国志は正史から入ったので、実は演義を書く方がずっと神経を使う天邪鬼。

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