株価などの相場の働きが一目でわかる図としてローソク足があります。これは英語でキャンドルスティックと言いますが、実は江戸時代日本で発明されたものでした。
出羽国の相場師本間宗久が考案
ローソク足を発明したのは、本間宗久という出羽国出身の相場師でした。ローソク足は1時間、1日、1週間などの一定期間の相場の値動きをローソクのような本体の太線とヒゲと呼ばれる細線であらわしたものです。
数字の動きを図形で表した画期的なチャート
本来、相場は数字の動きで視覚的に捉えるのが難しいものですが、宗久はローソクのような太線とローソクの芯のような細線で相場の動きを一目でわかるようにしました。ローソク足は、海外でも相場を見る基本的な指標として取り入れられキャンドルスティックと呼ばれ活用されています。
日本の進んだ米相場システムは海外に輸出された
当時の日本は世界で最も進んだ米市場がありました。ペリー来航により西洋の進んだ科学技術に驚いた日本ですが取引所のシステムは、日本の技術が西洋に伝えられていったのです。
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