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信号機はいつから赤青黄になったのか?

2023年2月11日


東京スカイツリー、kawausoさん

 

信号機の色と言えば、赤・青・黄ですね。しかし、どうしてこの3種類の色が信号機に採用されたのでしょうか?今回は信号機の色が赤・青・黄になった歴史をご紹介します。

 

 

監修者

ishihara masamitsu(石原 昌光)kawauso編集長

kawauso 編集長(石原 昌光)

「はじめての三国志」にライターとして参画後、歴史に関する深い知識を活かし活動する編集者・ライター。現在は、日本史から世界史まで幅広いジャンルの記事を1万本以上手がける編集長に。故郷沖縄の歴史に関する勉強会を開催するなどして地域を盛り上げる活動にも精力的に取り組んでいる。FM局FMコザやFMうるまにてラジオパーソナリティを務める他、紙媒体やwebメディアでの掲載多数。大手ゲーム事業の企画立案・監修やセミナーの講師を務めるなど活躍中。

コンテンツ制作責任者

おとぼけ

おとぼけ(田畑 雄貴)

PC関連プロダクトデザイン企業のEC運営を担当。並行してインテリア・雑貨のECを立ち上げ後、2014年2月「GMOインターネット株式会社」を通じて事業売却。その後、「はじめての三国志」を創設。現在はコンテンツ制作責任者として「わかるたのしさ」を実感して頂けることを大切にコンテンツ制作を行っている。キーワード設計からコンテンツ編集までを取り仕切るディレクションを担当。


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大昔、信号は赤白青だった

鉄道(蒸気機関)に乗るkawausoさん

 

信号機の起源は初めて鉄道が走ったイギリスに由来します。列車同士の衝突を防ぐために、当時の鉄道会社は3色の異なる色の信号で列車の運転士に前進と停止を告げる装置を開発したのです。当時の信号は赤が止まれ、青が注意、そして白が進めでした。そう、当時の信号には黄色がなかったんですね。

 

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列車事故から誰でも見分けがつく赤青黄に変更

kawauso編集長

 

 

しかし、進めを示す白信号は大きな問題を起こす事がありました。特に1914年の列車の衝突事故では、赤信号のカバーが落下してハダカの白電球が見えてしまったために、運転士が赤信号を白信号と勘違いして前に停車していた列車に衝突してしまいました。この事故を受けて鉄道会社は勘違いを起こしやすい白色を廃止して黄色を採用しました。赤・青・黄の三色は、色の違いがハッキリ区別できたので、以後は信号誤認による衝突事故が減少したのです。

 

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kawauso

台湾より南、フィリピンよりは北の南の島出身、「はじめての三国志」の創業メンバーで古すぎる株。もう、葉っぱがボロボロなので抜く事は困難。本当は三国志より幕末が好きというのは公然のヒミツ。三国志は正史から入ったので、実は演義を書く方がずっと神経を使う天邪鬼。

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