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サバ缶ショック!品薄と値段高騰の可能性も

2023年2月17日


東京スカイツリー、kawausoさん

 

皆さんはサバが好きですか?筆者は大好きです。サバの照り焼きはもちろん刺身でも缶詰もよく食べています。しかし、そんなサバ好きに悲報が、今年は記録的なサバの不漁で水産食品会社極洋がサバの缶詰のうち28品目の出荷を一時停止しました。極洋は出荷の再開時期は未定としています。

 

監修者

ishihara masamitsu(石原 昌光)kawauso編集長

kawauso 編集長(石原 昌光)

「はじめての三国志」にライターとして参画後、歴史に関する深い知識を活かし活動する編集者・ライター。現在は、日本史から世界史まで幅広いジャンルの記事を1万本以上手がける編集長に。故郷沖縄の歴史に関する勉強会を開催するなどして地域を盛り上げる活動にも精力的に取り組んでいる。FM局FMコザやFMうるまにてラジオパーソナリティを務める他、紙媒体やwebメディアでの掲載多数。大手ゲーム事業の企画立案・監修やセミナーの講師を務めるなど活躍中。

コンテンツ制作責任者

おとぼけ

おとぼけ(田畑 雄貴)

PC関連プロダクトデザイン企業のEC運営を担当。並行してインテリア・雑貨のECを立ち上げ後、2014年2月「GMOインターネット株式会社」を通じて事業売却。その後、「はじめての三国志」を創設。現在はコンテンツ制作責任者として「わかるたのしさ」を実感して頂けることを大切にコンテンツ制作を行っている。キーワード設計からコンテンツ編集までを取り仕切るディレクションを担当。


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サバの代わりにイワシが大漁

 

サバ缶ショックが広がる中、全国有数の水揚げを誇る宮城県石巻市でも影響は深刻で昨シーズンのサバの漁獲量が1万2000トン。それに対し、今シーズンは9000トンと3/4に漁獲量が減りました。しかし、一方でイワシは大漁だそうで、石巻の水産業者は、ではサバ缶ならぬイワシ缶を大量に生産してピンチをしのいでいます。

 

専門家によるとサバの不漁の原因の一つとして「イワシの大群がサバを漁場から追い出している事があるそうです。今シーズンいっぱい、サバの不漁は続く見込みで缶詰価格の高騰や品薄にサバ好きは悩まされそうです。

 

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サバがないならイワシを食べればいいじゃない

ガレオン船(世界史)

 

しかし、元々魚と言うのは、いつでも一種類が大量に獲れるのではなく、時代によって勢力図が変わるものです。昔は大量にサバが水揚げされ、捨てるほど取れたので数を誤魔化すと言う意味で「サバを読む」という慣用句も生まれました。今はサバが獲れないかわりにイワシが豊富に獲れるのですから、消費者としてはイワシ缶を食べればいいのではないでしょうか?そこは、もう少しサバサバして貴重な海の幸に感謝していただきましょう。

 

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kawauso

台湾より南、フィリピンよりは北の南の島出身、「はじめての三国志」の創業メンバーで古すぎる株。もう、葉っぱがボロボロなので抜く事は困難。本当は三国志より幕末が好きというのは公然のヒミツ。三国志は正史から入ったので、実は演義を書く方がずっと神経を使う天邪鬼。

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