ある日、巨大な隕石が地球に衝突し文明が崩壊、これは映画や漫画の定番ですが決してないとも言い切れません。最近発見された小惑星「2023DW」は2046年2月14日のバレンタインデーに1/625という、ナンバーズ4よりも高い少々リアリティのある確率で地球に衝突する事が予測されているのです。
衝突の可能性が高い2023DW
2023DWは科学者が管理しているトリノスケールに現在登録されている唯一の天体です。このトリノスケールとは特定の天体に対して一般大衆が懸念すべき程度を示す為に使われています。トリノスケールは最小が1で最大が10、10の場合文明終了です2023DWはレベル1で、騒ぐほどの事ではないとされています。
関連記事:戦国時代にも桜島は噴火していた?知っているようで知らない桜島について解説
もし衝突したらツングースカ大爆発レベルの被害
そう聞くと、なーんだただの煽りかと思いますが、気になるのは2023DWの大きさが直径50メートルである事です。このサイズの隕石は1908年にシベリアでツングースカ大爆発を起こした飛翔体に匹敵します。もし、海ではなく森林でもなく都市部に2023DWが衝突したら、文明を崩壊させる事はないにせよ桁外れの被害が出るでしょう。
本当の所は現時点では分からない
ただ、衝突する確率が625分の1とやや小さく、仮に衝突しても地球の70%は海なので、都市部に衝突する可能性は高くありません。もっとも、それは全て確率の話なので実際にどうなるかは、現時点では分かりませんけどね。
▼こちらもどうぞ