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まさに天才!ダヴィンチが人間は死ぬように出来ていると気づいた理由が深すぎた

2023年3月17日


kawausoと曹操

 

ルネサンス期のイタリアが産んだ万能の天才、レオナルド・ダ・ヴィンチ。画家のみならず建築や医学や軍事など多彩な才能を発揮したダ・ヴィンチですが、彼は「人間は必ず死に死を免れる事は出来ない」と確信していたそうです。それはどうしてなのでしょうか?

 

 

監修者

ishihara masamitsu(石原 昌光)kawauso編集長

kawauso 編集長(石原 昌光)

「はじめての三国志」にライターとして参画後、歴史に関する深い知識を活かし活動する編集者・ライター。現在は、日本史から世界史まで幅広いジャンルの記事を1万本以上手がける編集長に。故郷沖縄の歴史に関する勉強会を開催するなどして地域を盛り上げる活動にも精力的に取り組んでいる。FM局FMコザやFMうるまにてラジオパーソナリティを務める他、紙媒体やwebメディアでの掲載多数。大手ゲーム事業の企画立案・監修やセミナーの講師を務めるなど活躍中。

コンテンツ制作責任者

おとぼけ

おとぼけ(田畑 雄貴)

PC関連プロダクトデザイン企業のEC運営を担当。並行してインテリア・雑貨のECを立ち上げ後、2014年2月「GMOインターネット株式会社」を通じて事業売却。その後、「はじめての三国志」を創設。現在はコンテンツ制作責任者として「わかるたのしさ」を実感して頂けることを大切にコンテンツ制作を行っている。キーワード設計からコンテンツ編集までを取り仕切るディレクションを担当。


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デッサンの為に人体解剖をしたダ・ヴィンチ

敗北し倒れている兵士達b(モブ)

 

レオナルド・ダ・ヴィンチは絵画を制作する際に人体を正確に描写する必要がある事から、人体の構造や機能に関する知識を得る為、医学書や解剖学の教科書を研究し自身で解剖をして、人体の構造を学んでいきました。

 

 

人間は道具と同じで経年劣化する

医者の顔もあるコナン・ドイル

 

ダ・ヴィンチは、解剖を通して人体は長期間持続するように造られておらず、むしろ消耗品であると見做しました。ダ・ヴィンチは、人体が経年劣化や外傷で損傷を繰り返し、最終的に破壊されて死に至るという結論に至ったようです。また、ダ・ヴィンチは、人体が完璧な設計であるにもかかわらず、病気や障害によって機能不全になり死ぬことがあると理解していました。

 

 

人体にスペアがない以上、人は死を免れない

 

ダ・ヴィンチは人体解剖による多くの知見から、人体のパーツは病気や事故や経年劣化で損傷して機能を低下させ、最期は機能を停止する事実から、人間が死ぬことを避けることはできないという結論に至ったようです。現在からみれば、なんという事もないかも知れませんが、誰かに教わるのではなく、解剖により人体が経年劣化して遂には機能を停止し死に至る事を悟ったダ・ヴィンチはスゴイと思いませんか?

 

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kawauso

台湾より南、フィリピンよりは北の南の島出身、「はじめての三国志」の創業メンバーで古すぎる株。もう、葉っぱがボロボロなので抜く事は困難。本当は三国志より幕末が好きというのは公然のヒミツ。三国志は正史から入ったので、実は演義を書く方がずっと神経を使う天邪鬼。

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