真面目な従業員が次々辞める!後悔する前に知っておきたい5つのポイント

2023年3月17日


 

豊臣秀吉の家臣に転職した石川数正

 

 

やっと入ってきた有能な人材が辞めていく、有給休暇も社会保険もちゃんと完備しているのになんで?理由を聞いてもハッキリとした事は言ってくれない。経営者の方には、こんな悩みに直面した方も多いのではないでしょうか?21世紀の多様化してきた働き方の中では、もはや待遇の良さだけでは、有能な人材を繋ぎとめる事は難しくなっています。では、どうすればいいのか?それは人材が求める職業価値観を把握する必要があるのです。今回は代表的な職業価値観ベスト5を紹介しましょう。

 

 

監修者

ishihara masamitsu(石原 昌光)kawauso編集長

kawauso 編集長(石原 昌光)

「はじめての三国志」にライターとして参画後、歴史に関する深い知識を活かし活動する編集者・ライター。現在は、日本史から世界史まで幅広いジャンルの記事を1万本以上手がける編集長に。故郷沖縄の歴史に関する勉強会を開催するなどして地域を盛り上げる活動にも精力的に取り組んでいる。FM局FMコザやFMうるまにてラジオパーソナリティを務める他、紙媒体やwebメディアでの掲載多数。大手ゲーム事業の企画立案・監修やセミナーの講師を務めるなど活躍中。

コンテンツ制作責任者

おとぼけ

おとぼけ(田畑 雄貴)

PC関連プロダクトデザイン企業のEC運営を担当。並行してインテリア・雑貨のECを立ち上げ後、2014年2月「GMOインターネット株式会社」を通じて事業売却。その後、「はじめての三国志」を創設。戦略設計から実行までの知見を得るためにBtoBプラットフォーム会社、SEOコンサルティング会社にてWEBディレクターとして従事。現在はコンテンツ制作責任者として「わかるたのしさ」を実感して頂けることを大切にコンテンツ制作を行っている。キーワード設計からコンテンツ編集までを取り仕切るディレクションを担当。


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代表的な職業価値観

 

 

①能力の活用:自分の能力を仕事に活かしたいという願望です。仕事のレベルが高すぎると失敗が続いて自信を失いますし、逆に低すぎても簡単すぎやりがいを感じられなくなり仕事に不満を抱える結果になります。

 

袁術

 

 

②人間的成長:仕事を通して内面的成長が感じられるかという指標です。仕事をこなす中で自分が人間的に成長したと感じたり、同僚や顧客とのかかわり合いで気づきをもらい、人として成長できるか?という事も含まれます。

 

 

 

 

③創造性:決められた単純なルーチン業務ではなく自身の提案で職場環境が改善したり、顧客満足度を上げたり、会社の業績が向上するなど、創造性を発揮したいという願望です。何を提案しても検討もされずに「ダメ」「無駄」と否定されると仕事に不満を抱えます。

 

袁術君

 

 

④プライベートとの両立:自分が望むペースで生活と仕事を両立したいという願望です。労働時間やシフトが不安定で有給休暇も取得できなかったり、突然の休日出勤もしょっちゅうでは、プライベートが仕事の犠牲になり不満を抱え込むでしょう。

 

袁術

 

 

⑤達成感:仕事に取り組んで実績を挙げたという自己評価のみならず、その実績を他者から正当に評価されたいという願望です。ただ表面的に評価されるだけではなく、評価の給料への反映や昇進で、より重い責任を任されるなど見返りも重要です。

 

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まとめ

袁術

 

 

有能な人材が、突然仕事を辞めてしまう時、上記の①から⑤の要因が絡んでいる可能性は高いです。一度、辞めると決意してから翻意させるのは難しいので、経営者は日頃から従業員とコミュニケーションを円滑にし、従業員が本当は何を望んでいるのか?職業価値観を把握する事がよい人材を長期間確保する秘訣になるでしょう。

 

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kawauso

台湾より南、フィリピンよりは北の南の島出身、「はじめての三国志」の創業メンバーで古すぎる株。もう、葉っぱがボロボロなので抜く事は困難。本当は三国志より幕末が好きというのは公然のヒミツ。三国志は正史から入ったので、実は演義を書く方がずっと神経を使う天邪鬼。

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