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地球に生命が誕生したのはそんなに奇跡じゃない?

2023年3月19日


内容に納得がいかないkawauso様

 

生命が溢れた星地球、現在では少なくとも太陽系に地球のような生命が溢れた惑星はない事が分っています。あまりにも奇跡的な生命の誕生は創造神のような神秘的な存在を想起させますが、実際は地球に生命が誕生したのは、そこまでの奇跡ではないようです。

 

 

監修者

ishihara masamitsu(石原 昌光)kawauso編集長

kawauso 編集長(石原 昌光)

「はじめての三国志」にライターとして参画後、歴史に関する深い知識を活かし活動する編集者・ライター。現在は、日本史から世界史まで幅広いジャンルの記事を1万本以上手がける編集長に。故郷沖縄の歴史に関する勉強会を開催するなどして地域を盛り上げる活動にも精力的に取り組んでいる。FM局FMコザやFMうるまにてラジオパーソナリティを務める他、紙媒体やwebメディアでの掲載多数。大手ゲーム事業の企画立案・監修やセミナーの講師を務めるなど活躍中。

コンテンツ制作責任者

おとぼけ

おとぼけ(田畑 雄貴)

PC関連プロダクトデザイン企業のEC運営を担当。並行してインテリア・雑貨のECを立ち上げ後、2014年2月「GMOインターネット株式会社」を通じて事業売却。その後、「はじめての三国志」を創設。現在はコンテンツ制作責任者として「わかるたのしさ」を実感して頂けることを大切にコンテンツ制作を行っている。キーワード設計からコンテンツ編集までを取り仕切るディレクションを担当。


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星に生命が誕生する確率は

飛行機(プロペラ)に乗るkawausoさん

 

 

そもそも、なにもない星に生命が誕生する確率はどのくらいあるのでしょうか?世界的な天文学者、フレッド・ホイル博士によると、その確率は10の40,000分の1だそうです。と言われてもピンときませんが博士いわく「廃材の上を竜巻が通ったら、その後にジャンボジェット機が偶然組み上げられるレベル」だそうです。つまり、ほとんどゼロという事ですね。

 

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星は10の40,000分の1以上存在する

ロラドフ・プレート

 

 

そこだけ聞くと、やはり地球は奇跡の星で創造神の存在を信じたくもなるのですが、実は、全宇宙には1000兆個の星をさらに数千億倍した数の星があるようで、それは1の数字の後ろに26個のゼロが並ぶ数字になります。また、宇宙の歴史は138億年にも及び、その時間軸の間に無数の星が生まれて老いて超新星爆発を起こして消えています。この138億年間に存在した星のトータル数なんて考えるだけでバカバカしい数に上るでしょう。

 

 

星の数から考えると18ホール全てホールインワンも簡単

結婚を喜ぶ孫策

 

 

地球に生命が誕生する確率を、ゴルフで18ホール全てホールインワンする確率で考えてみましょう。一度のチャレンジで18ホール全てホールインワンなら確かに奇跡ですが、もし、あなたが100億回、18ホールを回るとしたらどうでしょう?100億回もチャンスがあれば、18ホールどころか100ホール連続ホールインワンだってできるかも知れないと思いませんか?

 

東京スカイツリー、kawausoさん

 

 

地球の生命体誕生も、これと同じ事で確かに太陽系だけで見ると奇跡かも知れませんが、大宇宙には、地球のような生命体がいる星が、それこそ何百万個も存在するかも知れません。全宇宙規模でみると、地球の生命誕生は神の存在を考える程の奇跡ではないのです。

 

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kawauso

台湾より南、フィリピンよりは北の南の島出身、「はじめての三国志」の創業メンバーで古すぎる株。もう、葉っぱがボロボロなので抜く事は困難。本当は三国志より幕末が好きというのは公然のヒミツ。三国志は正史から入ったので、実は演義を書く方がずっと神経を使う天邪鬼。

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