優秀な人材に逃げられる前に覚えておくべき5つのポイント

2023年4月26日


 

 

真面目な従業員が、何らかの理由で辞めてしまうことはよくあることです。しかも、その理由がはっきりしないことが多く、経営者にとっても困った問題です。今や、待遇だけで人材を繋ぎとめることは難しくなりました。そこで、有能な人材を長期間確保するためには、職業価値観を把握する必要があります。ここでは、代表的な職業価値観ベスト5を紹介します。

 

 

監修者

ishihara masamitsu(石原 昌光)kawauso編集長

kawauso 編集長(石原 昌光)

「はじめての三国志」にライターとして参画後、歴史に関する深い知識を活かし活動する編集者・ライター。現在は、日本史から世界史まで幅広いジャンルの記事を1万本以上手がける編集長に。故郷沖縄の歴史に関する勉強会を開催するなどして地域を盛り上げる活動にも精力的に取り組んでいる。FM局FMコザやFMうるまにてラジオパーソナリティを務める他、紙媒体やwebメディアでの掲載多数。大手ゲーム事業の企画立案・監修やセミナーの講師を務めるなど活躍中。

コンテンツ制作責任者

おとぼけ

おとぼけ(田畑 雄貴)

PC関連プロダクトデザイン企業のEC運営を担当。並行してインテリア・雑貨のECを立ち上げ後、2014年2月「GMOインターネット株式会社」を通じて事業売却。その後、「はじめての三国志」を創設。戦略設計から実行までの知見を得るためにBtoBプラットフォーム会社、SEOコンサルティング会社にてWEBディレクターとして従事。現在はコンテンツ制作責任者として「わかるたのしさ」を実感して頂けることを大切にコンテンツ制作を行っている。キーワード設計からコンテンツ編集までを取り仕切るディレクションを担当。


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【レポート・論文で引用する場合の留意事項】 はじめての三国志レポート引用について



①能力に見合った仕事

実は龐統は仕事ができすぎて驚く張飛

 

自分の能力を仕事に活かしたいという願望です。仕事のレベルが高すぎると失敗が続いて自信を失い、逆に低すぎても簡単すぎやりがいを感じられなくなり仕事に不満を抱くことになります。

 

 



②人間的成長

龐統を重要なポストに就かせるよう劉備に進言する孔明

 

仕事を通して内面的成長が感じられるかという指標です。仕事をこなす中で自分が人間的に成長したと感じたり、同僚や顧客との関わり合いで気づきを得て、人として成長できるかどうかが含まれます。

 

 

③創造的な仕事

光武帝を解説する荀彧

 

決められた単純なルーチン業務ではなく、自分の提案で職場環境が改善したり、顧客満足度を上げたり、会社の業績が向上するなど、創造性を発揮したいという願望です。何を提案しても検討もされずに「ダメ」「無駄」と否定されると、仕事に不満を抱きます。

 

 

④プライベートとの両立

曹操 耳で聞いて覚える三国志

 

自分が望むペースで生活と仕事を両立したいという願望です。労働時間やシフトが不安定で有給休暇も取得できなかったり、突然の休日出勤が頻繁だと、プライベートが仕事の犠牲になり、不満を抱くことになります。

 

 

⑤達成感

 

仕事に取り組んで実績を挙げたという自己評価のみならず、その実績を他者から正当に評価されたいという願望です。ただ表面的に評価されるだけではなく、評価の給料への昇進で、より重い責任を任されるなど見返りも重要です。

 

 

まとめ

袁術と呂布

 

 

以上の職業価値観を踏まえないと優秀な人材はよそへ移ってしまいます。給与を上げ、有休を出しているだけで安心していられる時代ではありません。従業員のモチベーションには十分な注意を払いましょう。

 

 

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kawauso

台湾より南、フィリピンよりは北の南の島出身、「はじめての三国志」の創業メンバーで古すぎる株。もう、葉っぱがボロボロなので抜く事は困難。本当は三国志より幕末が好きというのは公然のヒミツ。三国志は正史から入ったので、実は演義を書く方がずっと神経を使う天邪鬼。

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