世界が驚く日本人の価値観5選

2023年5月9日


目玉が飛び出て亡くなる司馬師

 

海外の人が日本に来て一様に驚くのは、世界のどの国とも違う日本人の精神性だそうです。四方を海に囲まれた島国日本は異民族の侵略を受ける事が少なく、独自の精神性が育つ土壌になりました。今回は外国人が驚く日本人の価値観を紹介します。

 

 

監修者

ishihara masamitsu(石原 昌光)kawauso編集長

kawauso 編集長(石原 昌光)

「はじめての三国志」にライターとして参画後、歴史に関する深い知識を活かし活動する編集者・ライター。現在は、日本史から世界史まで幅広いジャンルの記事を1万本以上手がける編集長に。故郷沖縄の歴史に関する勉強会を開催するなどして地域を盛り上げる活動にも精力的に取り組んでいる。FM局FMコザやFMうるまにてラジオパーソナリティを務める他、紙媒体やwebメディアでの掲載多数。大手ゲーム事業の企画立案・監修やセミナーの講師を務めるなど活躍中。

コンテンツ制作責任者

おとぼけ

おとぼけ(田畑 雄貴)

PC関連プロダクトデザイン企業のEC運営を担当。並行してインテリア・雑貨のECを立ち上げ後、2014年2月「GMOインターネット株式会社」を通じて事業売却。その後、「はじめての三国志」を創設。戦略設計から実行までの知見を得るためにBtoBプラットフォーム会社、SEOコンサルティング会社にてWEBディレクターとして従事。現在はコンテンツ制作責任者として「わかるたのしさ」を実感して頂けることを大切にコンテンツ制作を行っている。キーワード設計からコンテンツ編集までを取り仕切るディレクションを担当。


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もののあわれ

日本戦国時代の鎧(武士・兵士)

 

英語では、pity of thingsと言い(事物に感じる悲哀)と訳されます。どんな強者も最後には滅びるとする仏教の無常感が根底にあり、桜の散り際をひと際美しく感じる精神性です。同時に武士の情けのように敗れ去ったものへの尊敬や過度な報復を戒める感情でもあります。

 

 



わび・さび

千利休

 

日本人の伝統的な美的感覚にわび・さびがあります。これは、作品を完璧には仕上げず、あえて欠点を残しておく事で未完成の美を見出す思考です。例えば、一度欠けた茶碗を捨てるのではなく金箔を混ぜた接着剤で接ぐなどが有名です。これは完璧に調和と均衡の取れたものこそ美と考える外国人には、とても斬新に映るようです。

 

 

もったいない

 

食べ物を大事にし、なんであっても最後まで丁寧に扱おうとする日本人の精神性です。英語にも無駄が多いとするフレーズはありますが、最期の最期まで無駄にする事無く使うというのは日本人の精神的特徴です。

 

 

いきがい

 

英語では「A reason for being(存在の理由)」とも訳されます。その人がその人なりに自分の人生の意義を見出し情熱を傾け一日一日を大切に生きるとする考えです。ここには地位も職業の種類も関係なく、その人が精一杯心を込めて毎日を生きていく精神性が込められています。現在では生活のクオリティを上げる考え方として海外でも注目を集めています。

 

 

改善

日本史01 煙を吐く工場

 

現状に満足せず、慣れた仕事でも絶えず見直して、無駄を省き、仕事を効率化しようとする考え方です。日本の自動車工場が海外でも「カイゼン」として紹介し、より安全で作業効率を上げる手法として注目されています。

 

 

まとめ

東京スカイツリー、kawausoさん

 

あらためて見てみると、私たちが普段、当たり前のように感じている考えが、世界ではとても珍しく素敵な考えだと思われている事が分かりますね。

 

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kawauso

台湾より南、フィリピンよりは北の南の島出身、「はじめての三国志」の創業メンバーで古すぎる株。もう、葉っぱがボロボロなので抜く事は困難。本当は三国志より幕末が好きというのは公然のヒミツ。三国志は正史から入ったので、実は演義を書く方がずっと神経を使う天邪鬼。

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