皆さんはネコが好きですか?筆者は好きです。自分では飼いませんがyoutube動画ではにゃんこの動画をよく見ています。しかし愛玩動物であるネコはこれまで63種類もの動物を絶滅させた侵略的外来種ってご存知ですか?
ネコはアライグマやミドリガメと同等の扱い
侵略的外来種とは外来種の中で自然環境に大きな影響を与え、生物多様性を脅かす恐れがある存在を意味します。主な侵略的外来種には、見た目と違い狂暴なアライグマやミドリガメ、アメリカザリガニ、ブラックバスがいます。
遊びで狩りをするネコ
ネコがどうして侵略的外来種になるのか?それはネコが狩りを遊びとしておこなうからです。普通の動物は食べる目的で狩りをして満腹になると狩りをしませんが、ネコは遊びの一環で狩りをするので、際限なく動物を殺してしまいます。典型的な例では穀物を食べるネズミがそうで、一匹のネコが一日に百匹のネズミを獲ったケースもあります。オーストラリア政府の試算によると、国内のネコが1日に殺す鳥類はなんと百万羽にもなります。沖縄県でも飼い主が捨てたり、迷いネコが野生化し北部で天然記念物のヤンバルクイナを襲うなど生物多様性に脅威を与えています。
愛玩動物ゆえに数が減らない
また、通常の動物なら獲物が減ると、自然に個体数も減少しますが、ネコは愛玩動物なので人が餌を与えてしまい、獲物の数に関係なく個体数が増えてしまう傾向があります。そのために他の生物の脅威であり続けるのです。
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