ロシアが野蛮な理由は一度も裁かれていないからエストニア[カラス首相]がコメント

2023年7月17日


世界史05b ロシアの国旗b

 

インフラを破壊し、民間人を暴行、虐殺し子ども達をロシアに連れ去る。まさに帝国主義時代そのままの野蛮なロシア軍。どうしてロシアは近代国になれないのか?ロシア統治時代を知るエストニアのカラス首相は、ロシアが野蛮なのは一度も国際的に裁かれていないからだとコメントしました。

 

 

監修者

ishihara masamitsu(石原 昌光)kawauso編集長

kawauso 編集長(石原 昌光)

「はじめての三国志」にライターとして参画後、歴史に関する深い知識を活かし活動する編集者・ライター。現在は、日本史から世界史まで幅広いジャンルの記事を1万本以上手がける編集長に。故郷沖縄の歴史に関する勉強会を開催するなどして地域を盛り上げる活動にも精力的に取り組んでいる。FM局FMコザやFMうるまにてラジオパーソナリティを務める他、紙媒体やwebメディアでの掲載多数。大手ゲーム事業の企画立案・監修やセミナーの講師を務めるなど活躍中。

コンテンツ制作責任者

おとぼけ

おとぼけ(田畑 雄貴)

PC関連プロダクトデザイン企業のEC運営を担当。並行してインテリア・雑貨のECを立ち上げ後、2014年2月「GMOインターネット株式会社」を通じて事業売却。その後、「はじめての三国志」を創設。戦略設計から実行までの知見を得るためにBtoBプラットフォーム会社、SEOコンサルティング会社にてWEBディレクターとして従事。現在はコンテンツ制作責任者として「わかるたのしさ」を実感して頂けることを大切にコンテンツ制作を行っている。キーワード設計からコンテンツ編集までを取り仕切るディレクションを担当。


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ロシアは1940年代と同じ

 

カラス首相は46歳でソビエト連邦時代を知っている世代で、祖母や母からシベリア抑留で苦労した経験を聞いて育ち、ウクライナにおけるロシア軍の蛮行は1940年代と変わらないと言います。

 

 

ロシアは裁かれた事がないから変われない

李傕・郭汜祭り

 

カラス首相はロシアが前近代的な野蛮な国に留まる理由として、ロシアが国際的な司法の裁きを受けてない点を挙げます。第二次世界大戦でもロシアは多くの蛮行を働きながら、戦勝国に与した事で戦争犯罪の罪を問われなかったために、ロシア人には勝ちさえすれば何をしてもいいという野蛮な心が残ったのだと指摘しました。

 

ウクライナ戦争が西側の目を開いた

世界史01 ゼレンスキー風大統領

 

ソビエト連邦時代を知るカラス首相は、実際のロシアの野蛮さを知る東欧諸国と西側諸国との間にある。ロシアに対する認識の大きな違いに悩んだそうです。いくらロシアの野蛮さを説いて対露の安全保障を強調しても、西側諸国は「恐露病」だと笑い相手にしなかった時期が長かった。それがウクライナ戦争によりロシアの野蛮さが明るみに出て、ようやく西側諸国にも危機意識が出てきたのです。

 

 

ロシアを退却させプーチンを裁けるか?

世界史02 プーチン風大統領

 

裁かれた事がないために野蛮な国際法無視が横行するロシア、今回の戦争でロシアがウクライナ領内から退却した時に、世界はプーチン大統領に対し、国際法の裁きを受けよと言えるのでしょうか?

 

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台湾より南、フィリピンよりは北の南の島出身、「はじめての三国志」の創業メンバーで古すぎる株。もう、葉っぱがボロボロなので抜く事は困難。本当は三国志より幕末が好きというのは公然のヒミツ。三国志は正史から入ったので、実は演義を書く方がずっと神経を使う天邪鬼。

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