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私の思いは書に遺した
李斯は、いかに韓の王族でもスパイ活動をしていた罪は不問には出来ない。必ず厳しい処罰が下るだろうと言います。ここで李斯は学生の頃から韓非が大嫌いだったと告げます。韓非がいるために自分は決して一番になれない。それが悔しかったと…
一方で李斯は韓非が吃音さえなければ、戦国七雄、どの国でも宰相を勤められる逸材だと讃え、それが諜報活動のために、こんな所で朽ち果てるのは惜しいと嘆きました。韓非は、私は自分が世の中に出られないかわりに書物に全てを込めたと語ります。いつか私の書が私の名を歴史に留めるかも知れないと言いました。
李斯がいたから私は一番になれた
韓非は、李斯に「どうして君が一番になれなかったか?知っているか」と問います。そして、それは私も君に抜かれないように死ぬほど努力したからだと答えました。李斯がいてくれたからこそ私は賢くなる事が出来た。君のお陰だと言うのです。
キングダム764話ネタバレ確定速報「韓非の遺言」
韓非は秦が天下を統一したなら、李斯の存在が太平の世を築くのに重要になると言います。その時には、私に代わり法家の凄さを天下に知らしめて欲しい。わが友李斯と結びました。李斯は何も言う事が出来ず、韓非の屋敷を後にします。
韓非自殺
韓非の屋敷から咸陽の宮殿に向かう途中、李斯はどうにか韓非の罪を軽くするか不問にし、今度こそ韓との関係を断たせ、共に秦に協力させようと思案します。そして、秦王嬴政に韓非と姚賈の事を報告しようとしていました。そこに伝令が飛び込んできます。そして、韓非がたった今、自殺した事を告げたのです。ここでキングダム764話は終わります。
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