プーチン大統領、ポーランドに警告![ベラルーシ]に攻め込んだら許さん

2023年7月25日


 

世界史02 プーチン風大統領

 

 

ベラルーシのルカシェンコ大統領が民間軍事会社ワグネルを受け入れた事でベラルーシと国境を接するポーランドが東部国境の兵力を増強しました。これを受けてロシアのプーチン大統領はベラルーシへの侵略はロシアへの攻撃とみなすと警告両国に緊張が高まっています。

 

 

監修者

ishihara masamitsu(石原 昌光)kawauso編集長

kawauso 編集長(石原 昌光)

「はじめての三国志」にライターとして参画後、歴史に関する深い知識を活かし活動する編集者・ライター。現在は、日本史から世界史まで幅広いジャンルの記事を1万本以上手がける編集長に。故郷沖縄の歴史に関する勉強会を開催するなどして地域を盛り上げる活動にも精力的に取り組んでいる。FM局FMコザやFMうるまにてラジオパーソナリティを務める他、紙媒体やwebメディアでの掲載多数。大手ゲーム事業の企画立案・監修やセミナーの講師を務めるなど活躍中。

コンテンツ制作責任者

おとぼけ

おとぼけ(田畑 雄貴)

PC関連プロダクトデザイン企業のEC運営を担当。並行してインテリア・雑貨のECを立ち上げ後、2014年2月「GMOインターネット株式会社」を通じて事業売却。その後、「はじめての三国志」を創設。戦略設計から実行までの知見を得るためにBtoBプラットフォーム会社、SEOコンサルティング会社にてWEBディレクターとして従事。現在はコンテンツ制作責任者として「わかるたのしさ」を実感して頂けることを大切にコンテンツ制作を行っている。キーワード設計からコンテンツ編集までを取り仕切るディレクションを担当。


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同盟国ベラルーシを守る事を宣言

紅茶一揆(イギリスの紅茶文化と戦車)

 

プーチン大統領はテレビ放送で「ベラルーシに対する侵略はロシアへの侵略を意味すると主張して、ベラルーシとロシアの連合を強調。ベラルーシにポーランド軍が踏み込んだ場合、ロシアは利用可能なあらゆる手段を使い、これに対応するだろうと述べました。このような警告は今回が初めてではなく、ウクライナ最大の支援国でありNATO加盟国でもあるポーランドの動向に対し、ロシアが神経をとがらせているとも考えられます。

 

 

ウクライナの支援国ポーランドを牽制か?

世界史01 ゼレンスキー風大統領

 

ポーランド当局はワグネル兵士がベラルーシへの入国を許可された事や移民がポーランド国境を越えるのをベラルーシが支援している点に触れ、欧州に対するロシアの攻撃計画の一部だと指摘、「ハイブリッド戦争」の新たな段階だと警告しました。このポーランドの警告に対しロシアのナルイニシキン対外情報局長官は、ポーランドがウクライナ、リトアニアと相互防衛協定の下でウクライナ西部を管理する事を計画している情報をロシアはつかんだと報告していますが、証拠は示されませんでした。情報には根拠がなく、狙いはベラルーシに対しポーランドが圧力を強める事を懸念しての牽制と考えられます。

 

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台湾より南、フィリピンよりは北の南の島出身、「はじめての三国志」の創業メンバーで古すぎる株。もう、葉っぱがボロボロなので抜く事は困難。本当は三国志より幕末が好きというのは公然のヒミツ。三国志は正史から入ったので、実は演義を書く方がずっと神経を使う天邪鬼。

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