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暴露系YouTuberガーシーの闇落ちの原因は[芸能人への逆恨み]


オンライン授業の講師を務めるkawauso編集長

 

暴露系YouTuberとして知られ、常習的な脅迫や暴力行為などの罪で告発された元参議院議員であるガーシーこと東谷義和被告(51歳)。彼の裁判が注目を浴びた背後には、芸能人に対する逆恨みが関係していたとされています。多くの人々が東京地裁に押し寄せ、彼の裁判を傍聴しようとしましたが、ガーシーがなぜ訴えられ、逮捕されたのか、その経緯を明らかにしましょう。

 

 

監修者

ishihara masamitsu(石原 昌光)kawauso編集長

kawauso 編集長(石原 昌光)

「はじめての三国志」にライターとして参画後、歴史に関する深い知識を活かし活動する編集者・ライター。現在は、日本史から世界史まで幅広いジャンルの記事を1万本以上手がける編集長に。故郷沖縄の歴史に関する勉強会を開催するなどして地域を盛り上げる活動にも精力的に取り組んでいる。FM局FMコザやFMうるまにてラジオパーソナリティを務める他、紙媒体やwebメディアでの掲載多数。大手ゲーム事業の企画立案・監修やセミナーの講師を務めるなど活躍中。

コンテンツ制作責任者

おとぼけ

おとぼけ(田畑 雄貴)

PC関連プロダクトデザイン企業のEC運営を担当。並行してインテリア・雑貨のECを立ち上げ後、2014年2月「GMOインターネット株式会社」を通じて事業売却。その後、「はじめての三国志」を創設。現在はコンテンツ制作責任者として「わかるたのしさ」を実感して頂けることを大切にコンテンツ制作を行っている。キーワード設計からコンテンツ編集までを取り仕切るディレクションを担当。


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切っ掛けは詐欺容疑で芸能人が自分から遠ざかったこと

ひとりぼっちで寂しい織田信長

 

東谷被告は、韓国のアイドルに会わせるという名目で多額の金銭を集め、その後逃亡する詐欺事件に関与していたことが報道されました。この事件の後、彼はこれまでの友人であった芸能人たちが彼から距離を置くようになり、関係が疎遠になったと感じたようです。逮捕を逃れるためにアラブ首長国連邦のドバイに逃亡した東谷被告は、令和4年2月に知人からYouTubeで芸能人のスキャンダルを暴露するようアドバイスを受け、報復心から動画制作を本格化させたと言われています。

 

 

気に入らない芸能人のゴシップを暴露し荒稼ぎ

韓信

 

令和4年2月に「ガーシーch」としてYouTubeチャンネルを開設した東谷被告は、自身が気に入らない芸能人の秘密を暴露し始めました。YouTubeチャンネルは令和4年7月にアカウントが凍結されましたが、その時点で登録者数は100万人を超え、総収益は8000万円にも達しました。さらに、彼は協力者に自身の動画を切り抜いて投稿させ、その収益の一部を納めさせたことも明らかになりました。こうした経緯を考えると、最初は報復感情から始めたYouTube活動が収益化すると、彼は営利のためにさまざまな秘密を暴露し始めたと考えられます。

 

 

綾野剛の告訴に対する脅迫

韓信

 

俳優の綾野剛は、東谷被告の暴露動画に対して告訴状を提出した一人です。しかし、東谷被告はこの告訴を取り下げさせるために、ドバイから動画で脅迫的な発言を行いました。実際に、東谷被告の動画により綾野剛と彼の所属事務所は被害を受け、CM契約期間が短縮され、ファンクラブ会員が2000人退会し、5000万円の広告契約料から1500万円を返金しなければならない事態に追い込まれました。綾野剛本人も周囲からの誹謗中傷にさらされ、精神的に追い詰められる寸前にまで至ったと検察側の調書で述べています。

 

 

裁判の争点は脅迫の常習性

内容に納得がいかないkawauso様

 

今回の裁判において、東谷被告は起訴内容の大部分を認め、謝罪の言葉を述べました。ただし、一点だけ、脅迫が常習的であるかどうかについては、弁護側はそれが当てはまらないと主張し、検察側との間で暴力行為等処罰法違反(常習的脅迫)罪が成立するかどうかについて争っています。

 

 

常習性が認められれば懲役の可能性も

一年間牢屋に入れられる夏侯嬰(かこうえい)

 

常習的脅迫罪は、その行為が常習的であると認められる場合、懲役刑が科される可能性があるため、東谷被告は懲役を免れるために、起訴内容を認め、謝罪の言葉を述べた上で、脅迫行為はしたものの常習的ではないと主張している可能性が考えられます。しかし東谷被告の行為は自身の落ち度を棚に上げた身勝手なものであり、また当初は報復感情が理由だとしてもyoutubeで自身のチャンネルが人気を博して莫大な収益が出ると、今度は営利目的で芸能人ゴシップの暴露に至ったと見られる事から常習性がないとは言い切れず、厳罰は免れないのではないかと思われます。

 

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台湾より南、フィリピンよりは北の南の島出身、「はじめての三国志」の創業メンバーで古すぎる株。もう、葉っぱがボロボロなので抜く事は困難。本当は三国志より幕末が好きというのは公然のヒミツ。三国志は正史から入ったので、実は演義を書く方がずっと神経を使う天邪鬼。

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