2026年7月23日追記
記事公開時、一部の台詞および展開の説明に誤りがありました。 該当箇所を確認のうえ修正しました。読者の皆様にお詫びいたします。
大人気春秋戦国時代漫画キングダム
第883話では邯鄲攻防戦に決着がつきました。
まず結論だけ知りたい人はこちら
李信や蒙恬は脱出できた一方で
渕副長や多くの歩兵は捕虜に
李牧は邯鄲を守った英雄になり
幽穆王も李牧の快挙を喜ぶ
王翦は姚賈を使い部下を人民に紛れ込ませ
李牧王万歳と叫ばせる
さて、そんなkawauso編集長が
一体何者なのか?について
この記事で解説しています。
お時間のある人は是非
【キングダム考察】黄色いおっさん(kawauso編集長)の考察はなぜ「クセになる」のか?
それでは行ってみよう!
キングダムがキターーー!
※この記事には『キングダム』第883話のネタバレを含みます。物語を楽しみにされている方は、この先の閲覧にご注意ください。本記事では、キングダムの魅力を大切にしながら、個人の感想や考察を交えてお届けしています。ネタバレを避けたい方は、先に本編をお楽しみいただいてからお読みください。
すでに本編をお読みになった方は、ぜひ一緒に物語を深掘りしましょう!
この記事の目次
李信と蒙恬が包囲網を突破
ヨコヨコと洛亜章の軍勢が
趙軍に突撃した事で
それまで僅かしか空いていなかった
脱出ルートが拡大します。
このチャンスを逃さず
李信や蒙恬、愛閃は必死に敵をなぎ倒して
ついに包囲網を抜けました。
李牧が脱出口を封鎖
旧韓軍の決死の働きで飛信隊も楽華軍も
すんなり脱出出来るかに見えましたが
李牧はそこまで甘い男ではありません。
すぐさま、開いた穴を塞ぐように命じます。
李牧軍は10万の大軍
瞬く間に李信や蒙恬が命がけで広げた
脱出の道を塞いでいきます。
どれだけ頑張っても飛信隊も楽華軍も
僅かに数千名です。
必死になって狭まる脱出口に飛び込んでも
分厚い趙兵の壁に阻止されて
続々と力尽きていきました。
歯を食いしばる李信
李信は趙軍の圧倒的な物量で
みるみるうちに脱出口が埋まる様子を見ていました。
そして、自分について来ようとして
無残に趙軍の槍の餌食になる飛信隊の様子も
李信も出来る事なら再び包囲網に突撃して
取り残された仲間を助けたいのです。
いや、数年前の李信ならそうしたかも知れない
しかし、今は違います。
今回の生還は李信個人の武力ではない
羌瘣や羌礼、楽華軍、さらには旧韓軍の
膨大な犠牲の上に成立している事が
痛いほどわかるからです。
もし今戻れば、膨大な犠牲が無駄になる
そればかりか李信も討ち死にを避けられません。
己の無力さに李信は歯噛みしました。
渕副長玉砕の覚悟
一方で取り残された
渕副長率いる飛信隊歩兵は
奇妙な満足感に包まれていました。
李信を生還させる
その願いがなんとか叶ったからです。
もはや待っているのは死のみ
渕副長は残された全員に
最期の突撃を命じます。
1人でも多く趙兵を地獄に引きずり込み
生き残った飛信隊の逃亡を助けるつもりでした。
河了貂の叫び
しかし、ここで
白目状態だった河了貂が復活します。
そして、高々と飛信隊の旗を掲げさせ
怒号と罵声が飛び交う戦場で叫びました。
「生き残った飛信隊はきけ
飛信隊隊長は脱出した
だから、生き残った者は
武器をおいて降伏しろ」
これは李牧が無抵抗の人間を殺さないと
読んでいる河了貂の必死の試みでした。
その声にカイネは気づき、傅抵も苦笑します。
李牧は黙って目を閉じて声を聴いていました。
俺達は絶対に助けに来るから
辛くても死を選ぶな
生きてさえいれば、きっと
俺達が救いに来る
河了貂もこれ以上仲間を
失いたくなかったのです。
武器を捨てる渕副長
河了貂の叫びに
最初に従ったのは渕副長でした。
「みんな、武器を捨てろ
我らは生き残るために捕虜を選ぶ」
渕副長の言葉に取り残された
飛信隊の面々も武器を捨てます。
しかし、仲間を殺されてエキサイトする趙兵は
武器を捨てた渕副長に容赦しません。
地面に押し付けて剣で首を刎ねようとします。
実際に趙葱は李牧の指示を受けながら
聞いていなかった事にして投降した飛信隊
全員の首を刎ねました。
ここには、誰に降伏するかで運命を分ける
シーンが存在します。
もちろん、渕副長は、これまで散々に趙兵を殺して
簡単に捕虜になれるとは思っていません。
自分の首を与えるから捕虜を助けてくれと申し出ます。
しかし、趙の武将は許しません。
渕副長の首を斬った上でお前達も皆殺しだと
言いながら副長の首に刃を下ろそうとします。
しかし、ここで公孫龍が間に合い処刑を制止しました。
「李牧様の命令があるまで処刑は許さん」
李牧は河了貂の申し出を受け入れて
武装解除した飛信隊及び楽華軍、それに旧韓軍の
数千人の捕虜の連行を命じます。
李牧の執念
李牧は降伏した敵の助命を認めますが、
同時に逃げつつある李信と蒙恬については追撃を命じます。
モブ幕僚が、秦軍の兵を助命する事に不満を持つ
部隊がいますと言っても
「捕虜はいつでも殺せる、今は飛信隊を追撃せよ」
の一点張りです。
ここで李信に逃げられる事は
断じて認められないからです。
傅抵もいつになく真剣な顔で命令を
聞いていましたが、多分間に合わないでしょう。
歓喜する邯鄲の住民
城壁で飛信隊が逃げていくのを見ていた邯鄲の民は
狂喜乱舞しました。
趙の守護神李牧様が
また我らを救ってくだされた。
李牧様神!
李牧様は永久に我らと共に!
すべての邯鄲の住民が歓喜して
李牧を讃えます。
しかし、歓喜する趙の人民の前に
あの姚賈が真面目な顔をして立っていました。
安堵する幽穆王
幽穆王は李牧が飛信隊を退けた事に安堵します。
そして、すぐに酒宴を開くように部下に申し渡すのです。
以外にも幽穆王は、李牧の活躍に怒ってはいないようです。
なによりも秦の侵攻を退けた事が嬉しいのでしょうか?
李牧大王万歳
姚賈は、趙の民衆の中に紛れ込ませた部下に目配せします。
すると肥満した男が急に「李牧王万歳」とゆるく叫びます。
最初は男の様子を変な顔をして見ていた趙の人民。
しかし、姚賈の仕込んだ部下は1人ではありませんでした。
あっちでも、こっちでも李牧王万歳の声が挙がります。
やがて、その声に応えて趙の人民も
李牧王万歳を叫び始めました。
つまり、姚賈を利用した王翦の工作は
すでに始まっていたという事でしょう。
今回のキングダムは
ここで終了です。
キングダム884話考察|見えてきた李牧の最後
空前の大勝利の中に李牧の破滅が仕込まれていました。
今は上機嫌の幽穆王ですが、
やがて城内に満ちている李牧王万歳の声を聴くでしょう。
この計略が恐ろしいのは、全て事実であるという事です。
救国の英雄は李牧であり、幽穆王は特になにもしていません。
趙の人民も本心では李牧が王でいいと思っているからです。
だれが、姚賈を動かしているのか?
これは、王翦と考えるのが自然ではないでしょうか?
キングダム884話考察|王翦は次に何を仕掛ける?
王翦は以前から
李牧は簡単に殺せると嘯いていました。
それは虚勢やハッタリではありません。
李牧が先代の趙王の時代から
直言で嫌われている事を
王翦はよーく知っています。
だから鄴攻めで対峙した時に
「バカ王に仕える事は無意味だと思わんか?」と
自分の配下にはいるようにスカウトしたのです。
それでもこれまで
李牧を詰まなかったのは
李牧を殺しただけでは
邯鄲までは取れないからです。
でも今は違います。
李牧は邯鄲守備の指揮を執っていて
その李牧の配下も
箒でまとめたように邯鄲にいます。
今、李牧を計略にハメて殺せば
邯鄲は落ちて趙は滅ぶのです。
手始めに王翦は郭開に賄賂を贈るでしょう。
そして趙内部の状況を聞き出す。
その上で幽穆王の猜疑心を強めて
誅殺に持っていくのです。
883話まとめ
では、キングダム883話をまとめます。
李信と蒙恬は包囲網を突破
飛信隊歩兵は多数が捕虜
李牧は邯鄲の英雄になる
姚賈を使い、李牧王万歳の桜を紛れ込ませる
王翦の反撃が始まる
883話で包囲網を突破した信たちですが、飛信隊・羌瘣軍・楽華軍は各地に分断され、咸陽には「三軍消滅」の凶報が届きます。その後の信たちと残存戦力の行方は、最新のキングダム884話ネタバレ考察で詳しく解説しています。
キングダム883話考察|李牧は勝ったのに追い詰められた理由
李牧の誤算は邯鄲を
李信を仕留める餌にした事でした。
李信を上手くつり上げた
そこまではよかったものの
すぐに瞬殺できると思った
飛信隊は予想以上に粘った。
そのために邯鄲城内は騒然となり
本当の戦争を知らず享楽に耽っていた
幽穆王に現実を知らせてしまった。
邯鄲を戦場に指定しなければ、
姚賈の李牧王万歳の計略も
使いどころがなかったでしょう。
李牧が鮮やかに勝った事こそが
李牧の最後を引き寄せたのです。
キングダム(春秋戦国時代)ライターkawausoの独り言
はい、といったわけで今回も長い考察は終わりです。
次週は久しぶりに王翦が動くんでしょうね。
その動きによっては、李牧の寿命も分かりそうな気がします。
キングダム最新話更新:
キングダム884話ネタバレ考察|信が残存戦力の再結集を決断!河了貂が犠牲を示唆
公開前の予想はこちら:
キングダム884話ネタバレ予想|李牧最大の勝利が破滅の始まり?
前回記事:
キングダム882話ネタバレ考察|稀代の将軍!遂に李信が覚醒か!?

























