フィルムとデジタルはどう違う?[大人の学び直し]

2023年10月12日


オンライン授業の講師を務めるkawauso編集長

 

フィルムとデジタル、どちらも映像ではありますが、正直、どこがどう違うのか?ハッキリ説明できない人も多いのではないでしょうか?そこで、今回はフィルムとデジタルの違いを解説します。

 

 

監修者

ishihara masamitsu(石原 昌光)kawauso編集長

kawauso 編集長(石原 昌光)

「はじめての三国志」にライターとして参画後、歴史に関する深い知識を活かし活動する編集者・ライター。現在は、日本史から世界史まで幅広いジャンルの記事を1万本以上手がける編集長に。故郷沖縄の歴史に関する勉強会を開催するなどして地域を盛り上げる活動にも精力的に取り組んでいる。FM局FMコザやFMうるまにてラジオパーソナリティを務める他、紙媒体やwebメディアでの掲載多数。大手ゲーム事業の企画立案・監修やセミナーの講師を務めるなど活躍中。

コンテンツ制作責任者

おとぼけ

おとぼけ(田畑 雄貴)

PC関連プロダクトデザイン企業のEC運営を担当。並行してインテリア・雑貨のECを立ち上げ後、2014年2月「GMOインターネット株式会社」を通じて事業売却。その後、「はじめての三国志」を創設。戦略設計から実行までの知見を得るためにBtoBプラットフォーム会社、SEOコンサルティング会社にてWEBディレクターとして従事。現在はコンテンツ制作責任者として「わかるたのしさ」を実感して頂けることを大切にコンテンツ制作を行っている。キーワード設計からコンテンツ編集までを取り仕切るディレクションを担当。


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【レポート・論文で引用する場合の留意事項】 はじめての三国志レポート引用について



フィルムとは?

鱸魚を釣る左慈

 

フィルムは、昔のカメラで使われていた方法で、写真や映像を捉えるために、特別なフィルムと呼ばれるロール状のフィルムを使います。フィルムには、たくさんの微小な粒子が含まれ、カメラで写真を撮ると、光がフィルムに当たり粒子がそれに反応します。粒子が反応した部分は、後で写真を現像すると見えるようになります。だから、写真を撮った後に現像作業をしないとフィルムを見る事は出来ません。また、撮影したフィルムは上書きする事が出来ないので、失敗した写真は再利用できず廃棄されます。

 

 

デジタルとは?

忙しい方にざっくり解答03 kawausoさん

 

デジタルは、デジタルカメラやスマートフォンで一般的に使われている方法です。デジタルでは、カメラやスマートフォンのレンズで光を受けた写真を、デジタルデータとして捉え数字に変換します。こうしてデジタル画像はコンピューター内で情報として保存されます。デジタルはパソコンやスマホなどデータを画像に変換できる機材があれば、すぐに画面で画像を確認でき、削除も編集も自由にでき、上書きできるので失敗を気にする必要も、画像を現像する必要もありません。

 

 

重厚な映像がフィルムの魅力

三国志 剣閣のお城

 

デジタルに比較して、現像が必要でありやり直しが効かないなど不便なフィルムですが、感光度合いや陰影を自由に調整できるので、立体感のある映像が撮れるのが強みでした。デジタルの時代劇とフィルムではフィルムの方が重厚感があり、デジタルはどうしても薄っぺらく、安っぽく見えたものです。しかし近年ではデジタルが急速に進歩しフィルムでしか出来ない陰影や感光度合いも自在に再現できるようになり、増々需要が伸びています。

 

 

 

まとめ

東京スカイツリー、kawausoさん

 

まとめると、フィルムは写真を紙に現像する必要がある古典的手法で、デジタルは写真をデジタルファイルとして情報として保存できる便利な方法です。デジタルはすぐに写真を見ることができ、簡単に共有や編集ができる特徴があります。

 

 

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kawauso

台湾より南、フィリピンよりは北の南の島出身、「はじめての三国志」の創業メンバーで古すぎる株。もう、葉っぱがボロボロなので抜く事は困難。本当は三国志より幕末が好きというのは公然のヒミツ。三国志は正史から入ったので、実は演義を書く方がずっと神経を使う天邪鬼。

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