戦争をしている場合?老朽化住宅に150万人 が居住[ロシアの現実]

2023年11月22日


世界史02 プーチン風大統領

 

ロシアのプーチン大統領は、来月の大統領選に立候補する見通しであり、ウクライナ戦争が2年を迎える中、国内経済も順調だと宣伝しています。しかし、現実にはロシア国内には150万人もの人々が崩壊寸前の老朽化した住宅に住んでいます。

 

 

監修者

ishihara masamitsu(石原 昌光)kawauso編集長

kawauso 編集長(石原 昌光)

「はじめての三国志」にライターとして参画後、歴史に関する深い知識を活かし活動する編集者・ライター。現在は、日本史から世界史まで幅広いジャンルの記事を1万本以上手がける編集長に。故郷沖縄の歴史に関する勉強会を開催するなどして地域を盛り上げる活動にも精力的に取り組んでいる。FM局FMコザやFMうるまにてラジオパーソナリティを務める他、紙媒体やwebメディアでの掲載多数。大手ゲーム事業の企画立案・監修やセミナーの講師を務めるなど活躍中。

コンテンツ制作責任者

おとぼけ

おとぼけ(田畑 雄貴)

PC関連プロダクトデザイン企業のEC運営を担当。並行してインテリア・雑貨のECを立ち上げ後、2014年2月「GMOインターネット株式会社」を通じて事業売却。その後、「はじめての三国志」を創設。戦略設計から実行までの知見を得るためにBtoBプラットフォーム会社、SEOコンサルティング会社にてWEBディレクターとして従事。現在はコンテンツ制作責任者として「わかるたのしさ」を実感して頂けることを大切にコンテンツ制作を行っている。キーワード設計からコンテンツ編集までを取り仕切るディレクションを担当。


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危険な老朽化住宅が多いカレリア共和国

張良

 

カレリア共和国という自然が豊かなロシア北部の国境地域では、木造建築が一般的ですが、そこに住む人々の多くは、階段が崩れ落ち、カビ臭が充満した老朽化した住宅に住んでいます。年金生活者の一人は、1938年に建てられた住宅の68%が1986年時点で老朽化していたが、未だに修理されていないと訴えています。

 

 

水も汚染され道路もデコボコ

ネズミで人生を変えた李斯

 

老朽化した住宅だけでなく、水道も工業用水として汚染され、茶色い水が流れることもあるとのこと。ネズミの問題も深刻で、住民はネズミ対策としてネコを飼っています。道路もモスクワなどの中心地から離れた地域では荒れており、全体的に状況は厳しいようです。

 

 

ロシアの財源は国内には向けられず

まだ漢王朝で消耗しているの? お金と札

 

ロシアメディアの報道によると、この住宅問題の解決にはウクライナ侵略に費やした1年分の戦費の1/3が必要だと言われています。しかし、この声にプーチン大統領は応えず、新たに占領した南部ドネツク州のインフラ整備や軍事費に資金が注がれています。老朽化住宅に住んでいる人々の多くは高齢者で年金生活者たちだそうです。こうした状況を考えると、プーチン大統領の資金の使い方には疑問符がつきますね。

 

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kawauso

台湾より南、フィリピンよりは北の南の島出身、「はじめての三国志」の創業メンバーで古すぎる株。もう、葉っぱがボロボロなので抜く事は困難。本当は三国志より幕末が好きというのは公然のヒミツ。三国志は正史から入ったので、実は演義を書く方がずっと神経を使う天邪鬼。

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